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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

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2005-05-26

[economy][BOJ]金融政策決定会合議事要旨/(2005年 4月5、6日開催分)

読んでいて気分の悪くなるような内容、ちょっとめまいがしたとまでbank.of.japanさんが評する標記ですが、まったくもっておっしゃるとおりです。

#これでは人権委員の選任は国会同意人事というこれ以上ない厳格な手続だから、結果が伴わなくとも持って瞑すべしとしていたwebmasterの立場がないじゃありませんか(笑)。

ジョークにでもしなければ取り上げる気にもなりませんので、定番ものをアレンジして。

日銀番記者
「4月の日銀金融政策決定会合について、いいニュースと悪いニュース、そして最悪のニュースがある。どれから聞きたい?」
webmaster
「まず、いいニュースを聞かせてくれ」
日銀番記者
「委員の中に、強力な金融緩和策を維持することによって将来インフレや資産価格の過度な上昇が生じる可能性は否定できないが、現時点では、依然として物価下落率が拡大した場合のコストの方が大きいと述べ、資金余剰感の強まりを背景に金融機関が余剰資金の運用に苦慮していることは事実であるが、こうした状況は、金融機関が必要とする以上の流動性を供給することを通じて金融機関行動に働きかけるという観点からは、量的緩和政策の本来の効果が発揮されてきたものとみることも可能であると発言した委員がいることだ」
webmaster
「じゃあ、悪いニュースは?」
日銀番記者
「それが1人しかいないことだ」
webmaster
「・・・最悪は?」
日銀番記者
「その委員は、この会合を最後に退任だ」

#上記引用部分が植田前審議委員の発言であるとの推測に基づいております。

ところでこの会合について、bank.of.japanさんは何と解除条件の見直し論まで浮上している。強化方向か、緩和方向かは判然としないが、どうも緩和、それもCPIペッグをやめるような感じアリ。まずいのではないか。政策運営の『憲法改正』だろうとも指摘されていますが、昨日触れましたように、そもそも「解除」の定義を曖昧にしているわけですから、既に事実上改正されてしまったような気がいたします。

さらに言えば、金融政策を決定するはずの会合においてこれだけプルーデンスの話が持ち込まれるようなら、旧大蔵省の財金分離ならぬ日銀の通金分離(マネタリーとプルーデンスの分離)を冗談抜きに検討すべきではないかと思います。通貨政策(旧称(笑)金融政策)変更の隠れ蓑にプルーデンスが使われるのはもううんざりですし、ひょっとして彼(女)ら自身(審議委員。さすがに日銀事務局は違うと信じたいです)本気で混同しているのであればなおさらですから。

[economy]鍋象さん=心情的ケインジアンさん!

2ちゃん経済板のNHK BSディベート ヲチスレに、番組公式ページの掲示板にてご活躍の鍋象さんがいろいろと書き込まれています。といってまだ生きているスレなのでその内容は直接ご覧いただければと思います(レス番334は特にユーモアとペーソスにあふれていて一押しです)が、鍋象さんから、昔、心情的ケインジアンのコテハンで書き込んだんだけど、財務省の中にもドーマーの定理とI-Sバランスを理解している人は確実にいるとの衝撃の告白が。

#後半が、ではなく(笑)、エントリの表題の部分が、です。

実はこの心情的ケインジアンさんとしての書き込み、歴史的価値があるといっていい貴重な証言だと思いますが、そのスレ(官僚による机上の空論が日本を駄目にした)は現在dat落ちしていますので、転載させていただきます。かなり長くなりますが、ご容赦を。

317 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 22:59

冒頭、財務局の偉い方が、基調報告をしました。内容について、詳しくメモをとったわけではありませんので、僕が聞いていて、ムカっと来た部分に重点がおかれすぎている嫌いがあるという事をご理解していただいた上で聞いてください。

318 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:01

1.デフレと不況は違う

デフレとは物価の2年以上の継続的な下落である。そういう意味では、現在はデフレである。

しかるに、最近はデフレ=不況という用法がまかり通っており、これはおかしい。各種統計指標を見ても、決して不況ではなく、実質GDPは成長をしている。今は、特に不況とはいえない。

※ぶちきれ発言その1

319 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:03

2.既存店ベース売上の誤解

良く、小売業では既存店ベースの売上が落ちているという話が出ているが、店舗数が増えているので、全体としての売上は増えているかも知れない。実際に、小売統計などでは、そういう数字が出ている。

競争が激化しているだけで、決して不況ではないのです。

320 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:04

3.インフレターゲットについて

インフレターゲットというものが、世間では騒がれていますが、インフレと景気は無関係なので、物価だけ上げれば景気が回復するものではない。

※ぶち切れ発言3

321 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:07

4.国の財政について

公債利払いの発散の懸念があり、低金利のためなんとか現状を保っている状態。財政再建に向けて努力をしている。2006年度までに財政均衡をもたらしたい。

※後で、横にいた人が、プライマリーバランスについて説明

※その際、ドーマーの定理について口を滑らす

322 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:08

5.先行減税についてひとくさり

長期的には財政均衡させるために、増税するが、事業承継対策相続税対策などの減税を打ち出している。

323 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:09

6.景気対策について

財務省としては出来ることがない。皆さんが、悲観することなく一生懸命仕事をすることで景気は持ち直すだろう。

※ぶちきれ発言3

324 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:10

この後、個別の政策減税・補助金についての愚にもつかない話(実施手順、補助金の効率)が議論になり、時間終了。

325 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:15

最後に、オブザーバからの質問を1つだけ受け付けてくれたので、本当は山ほど言いたい事があったのですが、1点だけ質問と意見を述べさせてもらいました。

(質問趣旨)
冒頭の発言で、デフレと不況は違うという発言がありましたが、名目GDPは1997年の523兆から2002年の500兆へ23兆も減っている。これは、23兆円の市場の消滅(厳密に言うと、23兆の付加価値=粗利益の消滅であり売上高換算ではもっと多い)を意味します。この点については、どうお考えでしょうか?

(回答)
各種統計を見ても、実質成長率は1%程度あり、問題はないと考えている。経済は成長しています。不況ではありません。

326 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:17

この発言にまたぶち切れて、最後に意見を一言

(意見)
ここが意見交換の場であるならば、我々の景況感をもっと真剣に受け止めるべき。統計の数値の解釈から、不況ではありませんという説明をするだけなら、意味がありません。

この発言で、時間切れとなり(これは打ち切りという意味ではなく、本当に時間一杯となった)終了。

327 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:29

会議の間、質問・反論用にまとめたノートを抜粋します。

1.財政赤字について

単年度でのプライマリーバランスは、マクロの恒等式ではG-T=0を意味する。I-Sバランスの方程式により
S-I=G-T+(EX-IM)

つまり、投資に対する貯蓄超過がある間は、その貯蓄超過額は、政府の財政赤字と貿易黒字で埋め合わせる事になる。

ここに上がっている変数のうち、もっとも能動的に動かせるのはGであり、これを減らすとプライマリーバランスは好転しそうであるが、S-I(大雑把にいって、国民所得、景気予測、実質金利の従属値)やEX-IM(為替レート、外国の景気、国内の景気で決まる従属値)が変化しないとすれば、そのしわ寄せは全て、税収Tに現れる。

現に、プライマリーバランスの推移表を見る限り、昭和62年〜平成3年の、所謂バブル前の好況期に好転しているが、それ以後は悪化する一方。

※配布資料「財政の現状と今後のあり方」(財務省 平成15年3月)P.6「コラム プライマリーバランス」

先行き不透明な景気情勢が、リストラ・事業撤退・工場閉鎖・倒産などを生み、投資減退の原因となっている。また、フィッシャー方程式に現在の金利・物価上昇率を当てはめて見るとわかるように、企業が感じる実質金利はデフレ下では異常に高金利になっていると言える。

プライマリーバランスを改善するには、税制の改革などではなく、実質金利の引下げと、景気先行き見通しが好転するような経済政策が必要。

328 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:33

2.公債利払いの問題

ハロッド=ドーマーの定理により、名目成長率が名目金利(国債の発行金利)より低くなると、公債利払いは発散する。

つまり、実質成長率がプラスだから景気はなんとかなっているという判断を百歩譲って認めるとしても、財務省の財政の立場からは、名目成長率をプラスにした上で、中央銀行に名目金利を低め誘導してもらう必要があるのではないか?

なお、名目成長率がプラスで名目金利をそれより低め誘導するという事は、実質金利をマイナスに誘導する事を意味し、1.で述べた投資−貯蓄ギャップを埋める助けにもなるはず。

思い出した。財務局の奴ら、名目金利と物価はパラレルで動くと言っていやがった。養護みたいな事を言っていやがる。

330 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:40

3.景気対策は誰がやるのか?

景気対策についての役割分担を表にまとめてみました。

            財政政策    金融政策      民間部門
ケインジアン時代    景気浮揚策  インフレ抑制策   物価高、高金利に苦しむ
ニューケインジアン時代 財政中立   景気安定化     物価安定、低金利
                 (インフレターゲット)
日本の現状       財政中立   インフレ抑制策   民間に景気回復を求める(構造改革)

世界の潮流は、中央銀行がインフレターゲットで景気安定化を図る時代になっているが、日本は政府財政だけが財政中立を唱え、日銀が相変わらずインフレ抑制しか考えていない。財務省が手詰まりなのは、理解できるが、日銀に働きかける事を放棄して、民間部門に景気回復をゆだねようとするのは、合成の誤謬を悪化させるだけではないか?

ちなみに、財務局の方は、何度も何度も「実際には景気は悪くないんです。皆さんももっと安心して企業活動に励んでください。」と言っていた。政府の政策の限界を感じているのだろう。景気回復を、民需にお願いしているような口ぶりだった。

どうせなら、「景気回復は国民の務め。貯蓄をするよりまず消費。」とか、適当なスローガン作って流行らせた方が、まだ可愛げがあると感じた。

334 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:50

4.国の通貨発行

国債は国の通貨発行券の延長に存在する。

国が自分で通貨発行をすると、税収不足を通貨発行で補い、高インフレを許容してしまう恐れがあるため、>>330のケインズ時代の役割分担のごとく、通貨発行を中央銀行に委託している。

そして、税収不足分は、いずれ国債という形でいずれ償還すると明示した通貨発行を行う。要は「政府の通貨発行は多年度中立である」という戒めを儲けて、高インフレにならないようにしている。現状日本はデフレであり、インフレにならないようにするための制限は不必要ともいえる状態にある。

また、日銀のマネーサプライも買い切りではなく、将来の売りオペとセットのいわば多年度中立型の通貨発行である。

必要であらば、長期国債の買い切りオペ等の手段で、マネーサプライを永続的に増やすという意思表示が可能な環境が、今は整っている。

「長期国債」と明示しているのは、長期金利の上昇が、ドーマーの定理の公債利払いの発散条件を満たさないようにするため。買いきり対象は、イールドカーブを見ながら適当に調節すればよい。

335 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:52

>>333
冒頭にいきなり、インタゲ否定だよ。

それも、インフレを起こせば景気が回復するわけではない。って養護みたいな理屈をこねやがるんだ。

需要が回復しないでインフレが起きるわけねーだろって100回野次を入れたくなったぞ。

オレ、財務省はインタゲ賛成かと思っていたので、開始わずか1分でぶちきれてた。甘かったよ。

338 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/14 23:57

5.バローの中立命題の拡大解釈

財政支出について、将来への税負担の先延ばしという発言が何度か出ていた。これは中立命題により、将来の増税不安から、景気回復に確実な効果が出ないという事を主張したいんだと思っている。

僕自身、心情的ケインジアンと名乗りながら、財政の効果については、買い切り、すなわち国債の累積残高好転とセットでなければ、乗数効果は期待できないという立場なため、限定的であるが、受け入れているつもりだ。

しかるに、その後の説明で、先行減税しますので、頑張って景気回復につとめてくださいと言うだけでなく、2006年度までに税収中立を目指しますんで、財政赤字は大丈夫ですという。

これも、中立命題だろう。すなわち、先行減税の効果は、中立命題で打ち消されると、財務省の人が自分で言っているのと同じ。

事実、「役所の立場を離れると、個人的には、減税の効果は薄いと思っています」という発言があった。

339 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 00:00

ちなみに、その会合で財務局側の2番目に偉い人(多分)は、

プライマリーバランスの説明をしながら、ドーマーの定理に言及したし、>>338に書いたように、「個人的には減税の効果は薄いと思う」発言したし、実はわかっているんだろうなと思った。

結局、彼らのスタンスは、
1.財務省は、景気対策を打てる状況にない
2.インフレターゲットは効果がない
3.よって、民間が右肩下がりの予想をやめて、自分らで景気回復してください
というものだったと理解した。

348 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 00:35

参考資料として配布されたもの

◎財政の現状と今後のあり方
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/sy014.htm

平成15年度 税制改正
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/pan1503-1/index.html

相続税・贈与税における「相続時精算課税制度」
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/pan1504-1/01.htm

個人の方が上場株式等を売却した場合の株式等譲渡益課税について(平成15年4月)
http://www.nta.go.jp/category/kabushiki/pdf/01.pdf

預金保険制度(預金保護のしくみ)
http://www.fsa.go.jp/syouhi/syouhi/syouhi-hogo1b.pdf

◎管内経済情勢報告
http://www.mof-tokai.go.jp/keizai/jousei/jousei1504.pdf

◎デフレ下における地域の取り組みについて
http://www.mof-tokai.go.jp/keizai/jousei/1504def-1.pdf

◎印の資料は読むとぶちきれますので、ご注意ください。

359 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 00:58

という訳で、まさに官僚による机上の空論を痛感した2時間でした。

ご静聴ありがとうございました。

360 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 01:08

そうだ。財務省がインタゲに反対する理由としてあげていたものに、

名目金利は、物価上昇とともに、上昇する。物価上昇で「国債の金利が上昇したら、財政は発散する」

というものがあった。

つまり、「景気回復せずに景気回復しろ」と言っているわけで、神風が吹くのを待っているような感じだった。

というか、頼むから「日銀のケツをひっぱたいて、国債買いオペで長期金利を低め誘導させる」くらいの気概を持ってくれ。そのためのインフレターゲットだろ?

アメリカは好きな国ではないが、「グリーンスパンがいる」という点だけはうらやましい。

366 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 01:44

なお、インフレターゲットで長期金利が上昇するというのは、物価上昇予想によるもの。物価上昇の予想が生じたら、その予想した物価上昇に見合うまで国債の金利が上がってもらわないと損をするという資金供給サイドの事情。新発国債の利回りもこれに引っ張られて上昇する。

財務省の国債発行担当が一番ビビッテいるのがこれ。

でも、物価上昇予測が発生しない限り、景気は回復しないので、通常の手段(国債をマネタライズしない)では、財務省に涙を飲んでもらうしかないと思う。というか、個人的には、借換え分を金利動向というかインフレ動向を見ながらマネタライズしちゃうのが非伝統的なれど一番手っ取り早い方法だと思う。

367 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 01:48

インフレターゲット導入によって、長期金利が上昇するのは瞬時だけど、それが景気に跳ね返って、税収が好転したのがわかるのは、需給ギャップが埋まるまでかかる。軽く1年以上のタイムラグがある。

この間、財務省の人間が針の筵になれば、いずれは好転していくんだけどね。

という訳で、この針の筵状態を恐れれば恐れるほど、需給ギャップは広がり長期金利上昇−財政好転のタイムラグが広がっていくんだ。

これこそ、官僚の「問題の先送り体質」だと思っている。

369 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 02:04

彼らは、「俺らには景気回復を期待してくれるな。でも、みんなが景気回復すると思えば、回復するのだ。だから悲観しないで欲しい」と、言い続けました。

もしかして、ここ経済板は、彼らの念仏経済学にとっては邪魔な存在なのでしょうか?僕は、なまじ経済学を知ってしまったがために、景気回復の足を引っ張っているのでしょうか?

そして、情報統制をしてみんなが大本営発表を信じれば、景気は底を打つんだから、正しい情報を伝える必要はない。要は、勘違いして景気が良いと思い込んでさえもらえばよいのだ、という事なのでしょうか?

彼らの論調だとそういう事になります。

いや、意見交換会に出席した他の連中は、本当に信じてしまいそうなので、わからんでもないが、金融機関の連中とか、ヘッジファンドの連中とかまで騙せると本気で思っているのか?もしかして、株式市場まで統制してやると思っているのか?

370 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/15 02:14

僕はケインズ流の公共事業に効果があるとは思っていません。

でも、現状の、政府と日銀の「景気対策を放置して、時として良いデフレとまで言う様」が、セーの法則を理由に対策を放置した大恐慌時代の経済学者の態度とだぶって仕方がないのです。

経済学者が景気対策を放置してどうするのか?政府と日銀がともに景気対策を放置した状態を許容してよいのか?失業率が5.5%と言いつつも、実際には10%程度はあると言われる状態を、当たり前と言ってよいのか?「痛みに耐えろ」の一言で済ませてよいのか?

こういう点に疑問を感じています。ケインズは、一般理論の冒頭で、セーの法則を痛切に批判し、象牙の塔に閉じこもって現実を見ない経済学者をこき下ろし、失業者対策を国の責任と明確に位置づけました。

無責任になる事は誰にでもできます。ケインズは、その中で一人で戦ったのです。僕が「心情的」ケインジアンというコテハンを使用するのは、その気持ちを一部でも良いから受け継ぎたいためです。

398 名前:心情的ケインジアン ◆sK44keyNes [] 投稿日:03/05/17 00:34

>>350
いまさらだけどレス。

結局、彼らの頭の中にあるのは、長期金利の上昇による国債の札割れが怖いという事だけだったと思う。そのために日銀に買いオペは要求しても、国債さえ安定発行できていれば、とりあえず問題は無いと考えている感じ。

それとね。彼らの一人(多分、2番目に偉い人)は、「僕らは金庫番だから」と言っていた。この自虐的表現にはちょっとびっくりした。

この人、わかっているけどあきらめちゃった人なんだと思う。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
本石町日記 (2005-05-27 00:57)

面白い、しかし悲しいジョークです。さらに最悪なことは、

本石町日記 (2005-05-27 01:02)

「ジョークなことが現実に起きている」ということでしょうか。
植田委員(推定)の発言がなければ、広報ルームで倒れていたかもしれない、というのは冗談ですが、そんな気分です。
コメントが送信ミスで切れてしまいました。すみません。

bewaad (2005-05-27 04:37)

そちらでも替え歌を取り上げていらっしゃいましたが、現状維持でこれだったわけで、今月の議事要旨がどんなものか、ジョークにすらならないのではと。

しかし、圧力を避けるため匿名は維持するにせよ、もう少し議論の雰囲気がわかるような詳細な議事要旨を出して欲しいように思います。発言者のやりとりがどう受け止められているのかわかりづらいですし。

ところで、trackbackが漏れておりまして、本日送りました。こちらこそ失礼いたしました。


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