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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

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2005-08-24

[economy]財投機関債廃止のために郵政民営化をすべきなのか?

かねてからfinalventさんが極東ブログにおいて郵政民営化賛成論を唱えてらっしゃったのですが、webmasterには論旨がうまくつかめずにいたところ、svnseedsさんの整理やそれを受けての(別サイトfinalventの日記における)エントリ、特に8/20付のそれを拝読して、議論のきっかけがつかめましたので、少し論じてみたいと思います。

不毛なタメの議論がしたいわけではなく、問題自体がクリアに説明できれば、それでいいので、私は持説にこだわっているわけではありませんよとのことなので、webmasterの思うところが伝われば幸いです(でも、trackbackを受け付けていらっしゃらないので、アクセス解析でたどっていただけるのかな?)。

finalventさんの最大の問題意識は、いわゆる暗黙の政府保証にあるのだと受け止めました。財投機関債、すなわち政府保証のない財投機関発行債券は、法律上(ないし契約上)政府がその支払を保証するものではないにもかかわらず、市場からは政府が尻拭いをするに違いないと考えられ、この市場の期待が正しければ政府は法律や契約といった根拠のない偶発債務を抱えていることになりますし、それが外れていればデフォルトの際には市場を外部ショックが襲って混乱が生じる、というご指摘の通りひどい代物で、webmasterもその問題点をかつて指摘したことがあります

何もこの問題はやってみたらそうだったということではなく、財投機関債の導入が議論されている時点からそのおそれが指摘されていました。代表的なものを2つ挙げてみます。

財投機関債の利点と考えられている特長は現実には機能せず,財投債と同じ帰結におわる可能性が高い。政府の失敗は,市場の規律づけを粉砕してしまうほど強力である。適正な公共投資への資源配分をおこなうために重要なことは,政府を経由せずに市場でおこなうことではなく,たとえ困難が多くても政府の失敗を是正するよう努力することである。

岩本康志(1998)「財投債と財投機関債」

この財投の問題、私はそもそも民主主義のプロセス、つまり政治主導で財投機関の改革を行うということが本来の狙いであったと思うのです。しかしながら残念なことに、政治はリーダーシップを発揮せずに、改革を市場に委ねようという非常に曲がった、おそらく民主主義の歴史上あまりないことを政治が要請してきたと思います。つまりは、政府の機関でありながら、あたかも民間企業のように社債を発行する。また、政府の機関でありながら、あたかも投資顧問会社や運用会社のように自主運用を行う。この基本的な問題がどこにあるのだろうということを考えますと、やはり政治が自らやることを放棄して、この審議会に丸投げして、非常に悩み苦しんできたと思うわけです。

この問題、形は財投改革ということで、改革のための改革という形で着地したように思うのですけれども、私は依然として極めて大きな問題を持っているように思います。それは政治がなすべきことを市場に委ねてしまって、私が懸念しますのは、それによって日本の政治だけではなしに、日本の市場も歪んでしまう懸念というのが依然としてある。そういう意味におきまして、やはり財投機関、そして郵貯・年金、それが本来国営であるべきか、民営であるべきかということを、やはり早急に検討して、市場への撹乱ということ、及び民主主義の健全化ということで、そういう観点から早急に考え直すべきことのように思います。

第21回資金運用審議会懇談会(平成12年12月25日開催)における富田俊基委員発言

finalventさんが問題視されている暗黙の政府保証(finalventさんの言葉では「偽の政府保証」)がなぜ生じるかを考えれば、以上が示唆するように、政府がその政策の実現が必要であると考えるならそのためにベストを尽くすという行動原理と、政府保証がないため発行体(財投機関)の財務状況が悪化すればデフォルト=破綻になるという市場原理の矛盾から必然的に導かれるものです。あくまで財投機関は政策実現のための道具に過ぎず、政策そのものが必要とされるなら道具が壊れれば修理するに決まっているからこそ、投資家は財投機関の財務悪化時における政府支援=暗黙の政府保証を想定するわけです。

ですから、次のfinalventさんのご指摘はまったくそのとおりで、政策として必要だと考えるなら財投債を含む国債(かせめて政府保証債)でファイナンスすべきですし、政策として不要だと考えるなら政府は余計なコミットをせず市場原理に任せればよいということになります。

私は無意味に特殊法人の仕事を減らすべきではないと思うし、改革は緩やかに行うべきだと考えている。だから、財投債(事実上の国債)については、それが国に必要なら国がやるべきだし、基本的にそれは損得の問題ではない。利益なんかでないでよろしい。赤字でよい。しかし、利潤の出るものなら、民間でやればいい。その峻別点を曖昧にするもの(財投機関債)からまずお掃除お掃除。

翻って郵政民営化を考えるにこの考え方をどう活かすべきか。結局は郵貯・簡保のユニバーサルサービス提供義務を是とするか否とするかをきちんと政策判断し、是とするなら形だけで内実を伴わない市場原理を中途半端に導入して建前と本音の乖離=暗黙の政府保証を生じさせるようなことは避けるべきですし、否とするなら他の銀行・生保会社と完全に同様に扱い、特定の会社のみに特殊な介入をして市場を歪めるべきではないということになります。

webmasterが提案した非民営化郵政改革案は、ユニバーサルサービス提供義務は現時点においてなお必要とされていると判断したので、国営を維持しつつその義務をどのように果たさせるべきかという観点から考察したものです。他方、かつていちご経済板で名をはせたすりらんかさんがおっしゃるように、それは不要だと考えるのであれば、郵政民営化のよいところは言うなれば将来的に地方・過疎地のサービスを切り捨てることができるようになるところですということとなり、つまりは民営化された郵貯・簡保の経営陣に一切の判断をまかせるべきなのです。

そこで政府案を見てみましょう。郵政民営化に対しては、過疎地において郵貯・簡保が切り捨てられるのではないかとの批判があるわけですが、民営化するなら当然であるとはせず、次のように整理がなされています。

郵政民営化について、郵便局における金融サービスの確保のための法律上の手当てについてお尋ねがございました。

貯金、保険のサービスについては、法律上、ユニバーサルサービスの提供義務は課さないものの、郵便貯金銀行、郵便保険会社に対して銀行免許、生命保険業免許を法律によりみなし付与するに当たりまして、移行期間をカバーする安定的な代理店契約、保険募集委託契約があることを免許の条件として付すことにしております。これによりまして、郵便貯金銀行、郵便保険会社の郵便局会社への業務委託が担保されます。郵便局において貯金・保険サービスが提供されることになるというふうに考えます。

郵便貯金銀行、郵便保険会社にとりまして、郵便局ネットワークは極めて重要でございます。また、両社にとって、新たに自前の店舗網や保険募集体制を整備するには膨大なコストがかかります。一方、郵便局会社にとっては、両社からの収入がその大宗を占めるものと見込まれます。したがいまして、移行期間終了後においても、全国一括の代理店契約が引き続き維持されるものと考えますが、この点についても、承継計画に対する主務大臣の認可の枠組みの中で、契約が十年以上の長期にわたり安定的、継続的であることを担保することができることとしております。

仮に、郵便局会社にとって、ネットワークの一環としての重要性が低くなって、また採算性の面から、貯金・保険サービスの継続が困難となる郵便局が過疎地など一部に生じたとしても、これらのサービスが地域にとって必要性が高く地域貢献業務に当たる場合には、郵便局会社が社会・地域貢献基金から資金交付を受けることになり、これによって、これらの郵便局における貯金・保険サービスの提供が確保されるというふうに考えております。

5月26日開催の衆議院本会議における竹中大臣答弁

ご一読いただければ一目瞭然かと存じますが、まさしく暗黙の政府保証の原因となる本音と建前の乖離がここに極まれりというものです。法律上義務は課さないものの、あれこれ政府がコミットして事実上ユニバーサルサービスの提供を継続させるというものなのですから、いくら政府が法的には銀行・生保会社になったと言ってみたところで、ユニバーサルサービスの提供を迫られもするでしょうし、それが引き金となって民営化郵貯・簡保が経営危機に陥っても政府はりそなのように手を差し伸べると市場は見るでしょうし、りそなと違って政府が手を差し伸べてもチャネルのリストラは迫られないと市場が考えることには十分に合理的な根拠‐すなわちユニバーサルサービスの提供に対する政府のコミットメント‐があります。

#ただでさえ金融はtoo big to fail観測による暗黙の政府保証が生じやすい分野だというのに・・・。

他方でこのようなコミットメントが民営化としていかがなものかという批判を意識してか、銀行と保険会社はいきなり商法上の一般法人を作るわけですが、今まで行われた民営化で、いきなり一般法人というのは初めてです。その意味では、私は(明治政府が実施した)官営八幡製鉄所の払い下げ以来だと思っています。それだけ民営化の趣旨を強く貫いたつもりなんです。/民営化した後は何も規制をしない。例えばローソンが東京三菱銀行の株を持つのならば、一般のルールの中で持っていればいいわけでしょう。持ったらいけないという法律はないじゃないですか。/だから銀行や保険会社が民営化された後は、例えば窓口会社が、銀行法や保険業法、独占禁止法などのルールの中で持つことを妨げることは民営化の趣旨に反する。我々はそう言っているだけなんです。といったことを竹中大臣は発言しています

じゃあユニバーサルサービス提供義務を課さない以上、銀行や保険会社同様チャネル戦略は完全に経営判断に委ねられるので、過疎地においてはサービス提供の停止もありえると公言してみろと思うのですが(笑)、このようなその場その場に応じた説明の使い分けは、暗黙の政府保証に対する市場の期待を増やすことこそあれ、減らすことなどあり得ません。今までの民営化は竹中大臣よりは良心のある人間が担当し、何らかの政策手段としての性格が残るという実態を法律においても明確にしたからこそいきなり商法上の一般法人にはしなかったということに過ぎないとwebmasterは思います。

以上のように、finalventさんのロジック(これについては繰り返しになりますがwebmasterも大賛成です)をもって政府案を見ていけば、少なくとも政府案による民営化は財投機関債と同様に公的部門の果たすべき役割と民間部門の果たすべき役割を分別しないままその境界を曖昧にするものですから、反対せざるを得ないのではないでしょうか。財投機関債の問題はそれを廃止すれば済むことですし、webmasterは財投機関債を郵貯・簡保が購入しているから問題だとは思いませんが、百歩譲ってそれを是としても、郵貯・簡保の運用先から財投機関債を外せば足りる話です。

以上で本筋は尽きていると思いますが、関連してfinalventさんが取り上げている問題についても触れておきます。

財投機関債と補助金等との関係

現状は、嘘の上に乗って、特殊法人が勝手ににカネを集めてその赤字を国民のツケに回している(国債はやがて重税になる)。/この構造は変ですよ。赤字になるならなるで最初から決めておくべきとのことですが、事実はそうではないとwebmasterは認識しています。

まず、既述のとおり財投機関は政策実施のための道具に過ぎませんから、その事業内容は政策を所管する省庁が関与し、その監督の下で事業を実施しています。したがって、勝手に金を集めるといったことは原則ありません(例外が1つもないかどうかにはちょっと自信がありませんが)。

また、どの程度の補助金等が将来必要と見込まれるかについては、政策コスト分析において明らかにされているので、黙って事業を行って後からツケを回すといった形にはなっていません。

金融庁と総務省の所管の違い

民営化すればそれがすべて金融庁の管轄下におかれる。/郵政を民営化しなければ、この350兆円が総務省管轄のまま。/金融庁と別立ての巨大銀行の存在ってどうよ? そんな二重の金融体制を持つ資本主義国家はありませんよとのことですが、複数の監督官庁の存在の有無で言えばアメリカはOCC、FRB、各州当局、FDIC、OTSが入り混じっていて2つどころではなかったりします

少なくとも監督官庁を変えるために民営化というのは、明らかに霞が関流に言えば「尻尾が犬を振る話」で、目的に照らして明らかに手段が食い違っているといわざるを得ません。労働金庫(厚生労働省と金融庁の共管)や農林系統金融機関(農林水産省と金融庁の共管)と同様に、それぞれの制度独自の観点からの監督(郵政でいえば総務省が所掌)に加えて、金融機関としての観点から金融庁が監督するようにすれば足りる話です。可能かどうか? 反対されるようなら衆議院を解散すればよいでしょう(笑)。

[misc]上原美佐 meets サンボマスター

最近固めの話が多いのでちょっと息抜き(笑)ということで。

タレントで女優の上原美佐(21)=写真=がテレビCMで歌声を初披露することが23日、分かった。これは23日に放映開始のスカパー!の夏フェスキャンペーンCM。撮影は都内のビル屋上で行われ、上原は電車男のテーマソングも歌っているサンボマスターの「月の咲く花のようになるの」を熱唱。撮影日まで「ほんとうに一生懸命練習した」という成果もあって、本番では一発OK。また、衣装でアルバイトぽっい制服については「前から着てみたかったので、とってもうれしい」と笑顔で話した。

夕刊フジ「上原美佐が“歌手”初体験…CMで熱唱、NGなし一発」

スカパーの関連ページでもCMの開始が紹介されているのみで実際の映像は入手できません・・・早く見たい!

本日のツッコミ(全14件) [ツッコミを入れる]
韓流好きなリフレ派 (2005-08-24 09:20)

でもすりらんかさんの話では、民営化の果実ともいえる非効率な
地方や過疎地の郵便局の廃止も、もしそれらが社会的に「有用」と評価されるならば政府が存続を保証することを否定しない、ということをもいっていることが重要ではないですかね。
http://choco.lv3.net/test/read.cgi/economy/1087366964/157-256
の234の真ん中へんの発言。
ミクロ的な観点からは、競争政策と、ここでの「有用」なサービス(社会的に望ましいサービス供給量)をどう提供するかという厚生評価的側面をどうバランスをとっていくかですよね。
今日のマスターのお書きになったこともわたしはこの観点から理解してまつ。

isuzuki (2005-08-24 09:24)

finalventさんはtrackbackを受け付けていると思いますよ。 trackbackのリストがユーザーから隠すオプションを選んでるんだと思います。 僕も2,3回トラバを飛ばしましたが、 チェックしてもらえてたみたいです。

すりらんか (2005-08-24 16:09)

さきほどある先生と昼食を取りながら郵政民営化の話をしていたんで
すが,その方の見解もほぼbewaadさんと同じでした.フルの民営化で
はなく形式上民営化だと,別エントリで話題になった連結政府のBSか
ら郵政関連を落とすだけになってしまいます.これはまずい.さらに
小泉以上に強権的な内閣はしばらく出ないだろうから,暗黙の保証は
長期的に続くだろう……と.最初ボタンをかけか違えてしまったらあ
とは酷くなる一方という考え方です(成田空港みたいな).一方,le
vel3で開陳した僕の見解は付帯事項は徐々に落ちていくんじゃないか?
というもの(想定するのは国鉄).これは僕は実は明確な答えは得て
いない(後者に傾いているのは確か)んです.

韓流好きなリフレ派 (2005-08-24 18:03)

問題意識的には各界に先んじて? 政策目的と手段がずれていて
そして政策手段が自己目的化(形式上民営化=道路公団民営化と同じ)していくというこの小泉流構造改革の問題点を明らかにしたのは、bewaadさんの苺掲示板でのもう1年半以上前からの貢献でしょう。
<連結政府のBSか
ら郵政関連を落とすだけ>
というのもわりかし初期の時点で問題視されてましたね。
僕なんかアバウトな性格ですからこの基本ライン(かっこよくいえば経済思想的問題)をおさえれば実は民営化とか非民営化だとかはどうでもいいように思えてしまう。これは僕の専門からくるバイアスですが。問題は経済思想的なものであって、それはその昔、野口さんと一緒に『構造改革論の誤解』で小泉政権の構造改革主義を批判したときからかわらないわけです。郵政民営化だけ、いままでの誤った構造改革経済思想から中立的なわけがないと思ってます(これわたしの独断なんでいつもそれなりに事実とつきあわせてま〜す)。

韓流好きなリフレ派 (2005-08-24 23:59)

すりらんかさん。

付帯事項がどんどん落ちてくるの意味が全然わかりません。level3では私も傍観視同然だったのであえてコメントしませんでしたが、その付帯事項が二兆円の基金のことをさすようなので、それは付帯事項でも付帯決議でもなく、民営化法案の主文の修正(修正したのは金額だけですが)として入っているものです。これをジョジョ(立ちですか? すまそ入力ミスそのまま 笑)に落とすということは、国家をあげてジョジョに法律違反をするということで、しかも基金が現実に存在しているので、それもそのまま民営会社がネコババということでいいのでしょうか? 
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/yuseimineika2/houan/2005/yuusei_youkou-s.html

すりらんか (2005-08-25 00:28)

へ?法案修正と付帯決議って全然別物ですよ(念のため)
2兆円というのはなんですか?

すりらんか (2005-08-25 00:46)

あ.なんとなくわかったかも.僕が言いたいのは「現時点で付帯事項が指している内容」がどんどん変わるだろうという話です.ですから,別に地域貢献基金が減ってくというはなしだけではなくて.「あまねく全国」「均一サービス」の指示対象を運用や省令でちょこちょこいじって行く方が現実的なんではないかという考えです.

韓流好きなリフレ派 (2005-08-25 00:47)

へんですね。では郵政民営化法案の付帯決議ってそもそもなんですか? 二兆円は以下の話からすりらんかさん自身(ひょっとして別人?)が付帯決議に関連してのべていたんですが?

そして付帯決議といえば
http://picard.blog.bai.ne.jp/?eid=13529
ですが、これも二兆円について言及していますがこれは法案本文にあるものを、なぜか付帯決議でもふれてます。二兆円以外でも条文に明記してるのにわざわざ反復してもいます。ですので法案と付帯決議は別物ともいえないでしょう。また二兆円は法案本体にあるのでやはりジョジョたちは無理ですよ。でも法律の専門家ではないのでわからないけども。

221 名前:すりらんか [2005/08/16(火) 17:21:08]
second best最大の敵はfirst bestという話があります.

私は現在の民営化案がfirst bestだとは全く思いません.でも民営 化して漸進的に改良していくしかないでしょ?この手の改善インセ ンティブが公社では非常に薄い.

ここをどう考えるかなんだけど 永久に地方の非採算局をつぶさないというんじゃ民営化の意味はな い.これはまったくそのとおり.でもね.国鉄も付帯決議でローカ ル線切り捨てを一方的には行えないことになってたんですよ.で, その結果「ローカル線についても国鉄時代同様に存続し」ましたか?

民営化しておいて,ほとぼりが冷めたら整理開始のほうが
経済学的に全く正しい民営化案が出てそれを可決させるより現実的 です.というか,「う〜ん」って考えてfirst bestを導出するより も最適化主体が漸次改善を探索するって方が経済学的です.

224 名前:名無しさん [2005/08/16(火) 19:19:47]
でもね.国鉄も付帯決議でローカ
ル線切り捨てを一方的には行えないことになってたんですよ.で, その結果「ローカル線についても国鉄時代同様に存続し」ましたか?

こらこら、国鉄のときは付帯決議は空手形。今回は2兆円まで積んでいるから 最適主体はあえて反対せず。亀井とか平沼が政治的な賭けで反対しただけ。

234 名前:すりらんか [2005/08/16(火) 20:36:36]
>>224
>今回は2兆円まで積んでいるから
ということは預金を集める窓口として過疎地の支店が有用なんだか ら,民営化してもつぶす必要がない→それならばつぶれない.重要 なのは,各支店の存続・廃止を利潤最大化行動の観点から実行でき るようにすることで「収益のために有用でも地方支店を潰せ」なん て話は私はしてないです.

>>228
ご批判ごもっともですが,ちょっと短か過ぎて趣旨がよくわからな いです.付帯決議付でも反対するということは現時点で「将来不採 算支店が廃止される」ことは読み込み済という事だと思います.

韓流好きなリフレ派 (2005-08-25 01:02)

投稿が前後しました。すまんです。

省令などで修正こちょこちょの意味ならわかりました。了解です。ただ付帯決議と法案はクロスオーバーしていますね。こんなに法案や付帯決議を真剣にみたのはじめてですが 笑 不思議な話に思えますね。

ところでhttp://picard.blog.bai.ne.jp/?eid=13529の最後のところの感想などはある意味で賛成でして、ここまで民営化の果実(非効率部門の廃止など)に歯止めをかけまくっているのに、なぜに民営化するのか理解に苦しみますね。

もちろんこの「歯止め」の意味が時代状況に応じて変化するというところで高度に?政治的な争点なんでしょうね。

すりらんか (2005-08-25 01:15)

あぁぁぁあぁぁぁ!しもうた...
level3でそのやりとりをしたとき2兆円って特定の地域とかの(過疎地特定
局とか)の郵貯額かなんかを指してるのかと思って返答してました.微妙に
話が食い違うなぁと思ってたんですが……逝ってきます+訂正とお詫び出し
てきますm(__)m

bewaad (2005-08-25 05:31)

>皆様
いただいた議論に関連して、付帯決議について霞が関の感覚を申し上げておきますと、もちろん立法府の意思なので行政府は尊重すべきなのですが、成文法とは異なり改正という概念がないものですから、
成文法:改正されるまで立法府の決議が行政府を拘束する。
付帯決議:立法府の意思が実態として変われば特段の手続なくして事実上死文化する。
というものだと思います。

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これ⇒■ [economy]財投機関債廃止のために郵政民営化をすべきなのか? ざっと読んだ感じでは、異論はないです。こうした問題を整理したかたちで読みたかったなと思います(もっともbewaadさんにしてみるとすでに書いているじゃないかということでしょうね)。 以下、タメ..

郵政民営化ネタを初エントリー。政治的に小泉がどうだとかそういうことを書くつもりは...


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