archives of BI@K

CSS: default alternative
(要cookie)

toppage memoranda

(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|

2005-11-07

[economy][book]若田部昌澄「改革の経済学」

インセンティブとノーフリーランチという2つの概念と、実験が困難な経済学(とりわけマクロ経済学)にとって理論の妥当性を検証する貴重な材料である歴史を用いて、望ましい改革とはどのようなもので、そのためにはどのような政策が実施されるべきかを非常に丁寧に論じています。その結果、索引・リファレンスを除いて357ページの分量と大部なものになっていますが、そこは若田部先生ならではのわかりやすい文章ですから、あっという間に読み進めることができます。

何より読むべきと薦められるのは、webmasterを含めて経済学の専門的な知見を有していないリフレ派でしょう。最新の研究成果を平易に噛み砕いての記述ですから、何となく信じ込んでいるような事柄について、改めてどのように正当化が可能かを確認することができます。webmaster自身、今まで諸々を読んで自分なりに理解したことに基づいて書いたエントリについて、なるほどこのように考えればすっきり整理できるのかとか、まんざら間違ってはいなくてよかったなとか、あれこれ考えながら読んだものです。取り上げる題材は多岐に及び、リフレ政策の経済学的裏づけにとどまらず、日銀の政策決定におけるインセンティブやメディアの経済報道のあり方といった関連分野にも及んでいますので、その点でも有用です。

もちろんリフレ政策に反対の方々にも読んでいただきたいのですが(納得しないということも当然あるでしょうけれど、その際には議論していただければよいわけで)、残念ながらなかなか手にとってももらえないでしょうし、そもそもこの分野について党派色がついていると見られているであろう当サイトでこう呼びかけること自体にいかほどの意味があるかは疑問ですが(笑)。

[comic]現在官僚系もふ・第30話

いよいよ3巻分を超え、次回から4巻目ですか。

畜産農家と連携して、とかいった展開になっていくのでしょうけれど・・・とりあえずようきゅうがわとさていがわがいっしょにりょこうにいくほどまでにゆちゃくしているのはかすみがせきでしかつうようしないかんのなれあいでよくないとおもいます、こういうことがはびこっているからざいせーあかじがここまでふくらみ、こいずみそーりのこーぞーかいかくがこくみんのきたいをあつめているのです、ぜひともけーざいざいせーしもんかいぎでぎりぎりきゅーだんしてください(棒読み)。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
小僧 (2005-11-08 00:37)

「改革の経済学」購入致しましたが、初出が「経」なので(当然大幅加筆されております)、これで「経」の切抜きが捨てられますw というのは冗談ですが、それはさておき、私が昔のコメントに引用させていただいたアダム・スミスの言葉は 312 ページに書かれております。お知らせまで。

bewaad (2005-11-08 06:19)

どうせならば切抜きと対比して、どのような加筆がなされたかを味わうというマニアックなお楽しみはいかがでしょう(笑)。

小僧 (2005-11-10 00:35)

それは老後の楽しみにとっておきます :-) と明後日の方向へ韜晦したところで。この本の紹介ページならば、版元さんの http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=%34%2D%34%37%38%2D%32%31%30%35%39%2D%34 を (関連書籍がどう選定されたのかは違った意味での興味が...) あげたほうがいいのかなとは思います。サビ抜きならぬリフレ抜きのつまみ食いでも役に立つのではないでしょうか。また http://book.diamond.co.jp/_itempdf/0201_biz/21059-4.pdf をプロローグの pdf file です。

bewaad (2005-11-10 07:20)

官僚的形式主義により、一律amazonでの紹介としてます(笑)。

冗談はさておき、「立ち読み」システムは便利ですね。といいつつ、ネットで書籍を見つけても必ず書店で現物を見る人間ですが(笑)。


トップ «前の日記(2005-11-06) 最新 次の日記(2005-11-08)» 編集