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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

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2005-11-12

[politics][book]三浦博史「洗脳選挙」

エッセンスは以前の木走さんのご紹介に尽きていて、それが著者の携わったさまざまなエピソードや関連情報で裏付けられています。当然この本は著者が政治家に自らを売り込むために書かれたという側面があるであろうことに留意して読む限りは有益なこと請け合いです。

・・・で終わりではあまりなので、本書でも触れられている自民党と民主党の違いについて、身近に見ている人間として若干の補足を。本書で触れられている違いは地方組織の足腰の強さについてですが、そうした違いは当然ながら中央にもあるわけです。最近そうしたものを垣間見せるイベントがありました。民主党と自民党それぞれのbloggerを集めた懇談会です(例えばtracker's burrowなどでその模様が紹介されています)。

明示的に建物の違いやそれを支える財政基盤の違いには言及されているわけですが、当然ながらそれは人材にも影響します。といってもそれは議員の差ではなく、党職員の差になのですが、人材としてどちらが上かといったことを遥かに超えて量的な差が大きいように見えます。というのも、党運営に携わる専任職員が自民党にはいる一方、民主党ではそれらしい肩書きの人でも実は議員秘書と兼任といった具合です。

懇談会の場でも、自民党の世耕議員は明らかにその場だけではなく、それがネットに載って読む人がいることを念頭に発言している一方、民主党側の諸議員は過剰にbloggerというものを意識しすぎてかその場で素の姿をさらしてしまっています(霞が関相手にもそのぐらい素直でいてくれるとうれしいのですが(笑))。もちろん議員個人の資質によるところもあるのでしょうが、仮に世耕議員が民主党所属であれば、党職員がやってくれるような下調べ(時としてこちらに下請けがあったりも(笑))その他の作業に忙殺されることから自由ではあり得ず、同様のクオリティの維持は難しいでしょう。

#話はそれますが、あくまでそんな気がするというものですが、世耕議員はかつてとは違う意味での党人派‐党組織・職員に確固たる基盤を形成するという意味で‐となることを視野に入れているのかなという気がします。

もちろん党職員がいればよいという単純な話ではなくて、もしそうなら共産党最強ということになってしまいますけれども(笑)、少なくとも本書に示されたような選挙戦術を実行するのが組織的になのか、それとも個人ベースにとどまるのか、その差が積み重なればやはり大きなものにならざるを得ないのでしょう。

#このところ先送りさせていただいているコメントへの対応ですが、明日にはなんとかしたいと思います。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
ブログ図書館の人 (2005-11-12 23:00)

bewaad様の過去記事の題名一覧(コメントおよびトラックバックを含む)を掲げるページを作りました。
http://www.jienology.com/bewaad/

検索機能の実装については今しばらくお待ちくださいませ。

bewaad (2005-11-13 16:08)

ご労作ありがとうございます。昔のスパムコメントをきちんと片付けていないのが丸わかりで恥ずかしくもありますが(笑)、明日にでもご紹介させていただき、どんどん活用いただきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


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