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2006-04-24

[WWW]Ajax, again

Ajaxと名付けたのはアメリカ人ですし、アメリカではサッカーは(最近の移民を除くと)マイナースポーツですから、海外のサッカーチームであるアヤックスにあやかったということはないのではないでしょうか。

既存のものにひっかけているとすれば洗剤のほうでしょうね。

http://ajax.jp/

昨日のエントリにいただいたajax.jpさんのコメント

うわっ、恥ずかしい間違いを・・・。罪滅ぼしではありませんが、

  • AJAX(洗剤)の公式ページ
  • 洗剤(SOAP)と Simple Object Access Protocol のダブルミーニングに引っかけてるんでしょうねぇ。 -- 先々代ラソチカメラマソ 2005-06-28 (火) 14:27:43/Ajaxは必ずしもSOAPを使うわけではないけれど,そういう発想のネーミングなんでしょうね -- 奥村 2005-06-28 (火) 14:41:08@奥村晴彦のWiki(2005-06-28)

ということで、ajax.jpさんのおっしゃるとおりで間違いないようです。

しかしこれだけでは悔しいので。

アムステルダムの小さなカフェからアヤックスは生まれた。名前の由来はギリシャ神話に登場するアイアスと言う人物からとったものである。(アイアスをローマ神話ではアヤックス、フランス語でアジャックスと読む)この小さなクラブは徐々に力をつけ、後に欧州でも5本の指に入るほどの名門クラブへと成長していった。

アヤックス・アムステルダム@Wikipedia

ギリシア神話は当然ギリシア語で、アイアスすなわちAiasと綴ります。というのもギリシア・アルファベットには"j"がないからで、元来ギリシア語で"i"の半母音として発音されていた音に10世紀になってラテン語において"j"の字を作り当てたのですからギリシア語になくても当然。現行のラテン・アルファベットにギリシア人名の"Aias"を置き換えれば"Ajax"ということになるわけです。

#といいつつ、語尾の"s"の"x"への変化はwebmasterには説明つきません。

歴史において有名な"Ajax"の初出はこのアイアス(サラミス王)で、何故彼が有名かと言えばホメロス「イリアス」故。この世において使われる"Ajax"の源流はここに通じるのでしょう。なるべく原語発音に近くカナ表記をしようとの最近の風潮にあわせるなら、やっぱり英語でエイジャックスというものもラテン語に立ち戻ってアヤックスという考えも成り立つのではないでしょうか。アイアスがエイジャックスなら出典はホーマーの「イリアッド」になってしまいます。

#より原語に近くギリシア語風発音を表記するなら、「アイアース」「ホメーロス」「イーリアス」ですが。

いやもちろん、上のパラグラフの意見は間違っているので本気にしてはいけません(笑)。ラテン語ではアヤックスと読むのだとしても、発祥の地における原語発音に近くという原則に従えば、洗剤の商品名としての"AJAX"はエイジャックスですし、ウェブ技術としての"Ajax"はそれに由来するのですから、やはりエイジャックスと読むのが正しいのです。

#このぐらい、昨日も調べて書けばよかった・・・。

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私は去年、とある悪友と計算機談義をしていたところ "Ajax" なるものが話題にのぼってきました。そして、ああ、実にセンスのあるネーミングだなと思ったのです。高校時代から西洋古典が好きだったので、ギリシアの叙事詩『イリアス』の英雄アイアスのラテン名アヤクス (AIAX,..


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