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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

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2006-05-05

[economy][law]グレーゾーン金利に関する見方について・後編:売るのは誰、売られるのは何?

47thさんによる「貸金業者が売っているものは何なのか?」や磯崎さんによる「グレーゾーンの効用」において消費者金融からの借入れに係る消費貸借契約をどのように解すべきかの新たな視点が提示されていますが、それに刺激を受けてひとくさり。

消費者金融からの借入れがなされる場合のお金の動きは消費者金融会社から顧客へというものですが、よくよく考えてみれば、通常の売買においてお金を支払うのは買い手ですから、キャッシュフローに着目するなら、つまりは消費者金融会社は買い手であるということになります。もちろん売り手は顧客、売買されるのは顧客が将来支払うキャッシュフローというサービスです。

というと違和感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばセカンダリーを考えていただければと思います。銀行やノンバンクといった債権者がバルクであれ個別であれ、サービサー等に保有する貸付債権を譲渡する場合、売り手は旧債権者、買い手は譲受人、お金は譲受人から旧債権者に流れます。この場合の買い手とプライマリーにおける貸し手(=消費者金融会社)には、少なくとも将来のキャッシュフローを当てにして現在の流動性を供与するという点においては何ら違いはありません。

プライマリーとセカンダリーを同一視するのに抵抗があるというなら、債券市場を考えてみましょう。社債なりCPなりの発行に当たって、応募に札を入れる投資家は当然ながら買い手です。公募債券と相対貸出の違いは、大きくは譲渡性の大小に尽きるわけですから、そこには関係ない部分においては、投資家を買い手と呼べるのであれば消費者金融会社を買い手と呼ぶのも自然であるはずです。

さて、このように消費貸借契約を観念してグレーゾーン金利問題(上限金利引下げ問題)を考えるなら、割引限度の引上げであると捉えなおすことが可能です。どういうことかと言えば、例えば1年後に10万円を受け取るという債権をいくらで買うかについて、買取価格の下限を上方に修正するということです。面倒なので現在の上限金利を30%、引下げ後の上限金利を20%とするなら、現在の規制の下では7.69万円以上で消費者金融会社は買わなければならないのですが、それを8.33万円以上でなければならないということになります。

他方、多重債務問題の本質は、以上の文脈では、将来履行できる当てのない債権を顧客が売却してしまうことです。年収が300万円の人間が1年後に100万円を支払う債権を売却してしまえば、結局は履行できなくなるか、履行できたとしても相当苦しい羽目に陥るのは明らかでしょう。とりあえず収入の1/4を合理的な努力で履行可能な債務額とすれば、年収300万円の者は1年当たり75万円以上の債権は売却してはならない、とすることが多重債務問題に最も効果的な規制ということになります。

この観点からは、上限金利引下げが多重債務問題にそれほど効果がないことがわかります。年あたりで計算した場合、金利20%ならば収入の25%(=1/4)に相当する売却額が金利30%の場合にどうなるかといえば、27.1%でしかありません。先の例で言えば、75万円を20%で割り引けば62.5万円ですが、その額が30%で増えたところで81.25万円、その年収300万円に占める比率が27.1%ということ。

さらには、先日来触れている樋口・坂野ペーパーでいう失業等のライフイヴェントが多重債務問題の原因として最も説明力が高いという仮説もこう考えればよくわかるのではないでしょうか。失業にせよ疾病による休職にせよ、年収事態が大きく変動すれば当然その1/4の額も大きく変動します。そこまで目立つイヴェントでなくても、ボーナスカットや給与の引下げ、サービス残業の増加等による年収の減少にしても、金利が20%か30%かの違いよりよほど大きい場合が多いでしょう‐金利の対年収での差はわずか2.1%に過ぎないのですから。

ところで最後に話は変わりますが、バブルつぶしに全く懲りていないと思われる次のような発言をする者が本件を含む金融行政の担当だというのは、なんと嘆かわしいことでしょうか。もう総理以下全閣僚で共産主義を目指してますとでも言ってもらったほうが、いっそすがすがしいのですけれども。

後藤田正純・内閣府政務官は4日までの朝日新聞とのインタビューで、「低利の過剰融資でバブルの一因をつくった大手行は、今は消費者金融に金を貸してもうけている」と批判した。

朝日「81金融機関、アイフルとの提携ローン自粛」

#このエントリは、以下の一連のエントリの続編です。

  1. 利息制限法の是非
  2. グレーゾーン金利撤廃へ?
  3. 貸金業制度等に関する懇談会・中間整理
  4. グレーゾーン金利に関する見方について・前編:マスメディアの取り上げ方
  5. グレーゾーン金利に関する見方について・中編:まさくにさんへのリジョインダー

[economy][media]だからアジア共通通貨はやめろというに

すでにcloudyさんが取り上げていらっしゃいますが。

今回の合意では、ADBによる検討と並行し、ASEANプラス3が主体的に議論を進める方針だ。各国政府が直接関与するだけに、具体化すれば、「アジア共通通貨」を視野に入れた議論につながることも期待される。

読売「ASEAN+日中韓財務相「地域通貨単位」検討で一致」

読売ですらこれとは裏切られた気分。

日中韓の3カ国は4日、インド南部のハイデラバードで財務相会議を開き、東南アジア諸国連合と日中韓(ASEAN+3)で、域内通貨の指標となる「地域通貨単位」の創設を検討することで合意した。当地で引き続き行われるASEAN+3財務相会議で議論する。共同声明で採択されれば、アジアの通貨当局が初めて、将来、通貨統合に発展する可能性もある地域通貨単位の検討で一致することになる。

(略)

現時点で具体像は白紙で、実現には課題も多いが、欧州では79年に地域通貨単位を導入したことが、02年のユーロの流通につながった。

朝日「日中韓財務相会議、地域通貨単位の検討で合意」

大東亜共栄圏の再現だとか言って反対してくれないかなぁ・・・いや、朝日がプッシュしているからといって世間受けが悪くなるからこのままでいいのかな(笑)?

#他も見たところ、ユーロ的な地域通貨への移行の準備としての性格は共同が配信する記事に入っており、それが多くに転載されています。日経はそのようなことを書いていないのは、まぐれなのか識見なのか・・・。

本日のツッコミ(全42件) [ツッコミを入れる]
vodka (2006-05-05 14:26)

要するに、国内の金融政策をほうきするリスクよりも、ドルを決済手段にしていることの損失の方が大きいと見做したっつうことなんでないですか?

一昨年は、共通化合意の直後に反日デモがありました。
さて、今度は何が起こるのでしょうか?

アルベルト (2006-05-05 14:58)

アジア共通通貨の話は、経済合理性よりも、靖国等で膠着状態になっている日韓、日中関係に少しは友好関係もアピールする明るいニュースも出しておこう、という程度の与太話と理解しています。
反対するのはもっと話が具体化してからで問題ないと思います。この程度の話で市場が相手にするはずありませんし、現段階では特に実害はないのではないでしょうか。

bewaad (2006-05-05 15:38)

>vodkaさん
ドルの代替が必要だとして、なんで金融政策の放棄につながるのかなぁと。「世界デフレは三度来る」でも触れられている東アジアのドル流動性懸念に由来する貯蓄過剰は問題だとは思いますが、今回の議論で言えばチェンマイ・イニシアティヴの強化などもあるわけで、よりにもよって、という気がしてなりません。

bewaad (2006-05-05 15:40)

>アルベルトさん
それ以前に、カテゴリとして"media"も付けているように、ユーロをよしとする日本の言論空間がどうかな、と。プラスマイナスがあるという状況ならともかく、プラスしか出てこない状態が続けば、それが社会通念になってしまうわけで、今から微力なりともしつこくやっていく必要があると思っています。

銅鑼衣紋 (2006-05-05 16:33)

>今から微力なりともしつこくやっていく必要がある

禿同。定義なしでも「構造改革」で選挙に勝てる世の中です。
いつ何時、共通通貨採用が決まり、中国での資金需要に日本の
設備投資がクラウドアウトされてしまうかもしれない。プラザ
合意の失敗で、馬鹿げた国際協調には懲りてるはずだが、日経
の社説みたいに「マクロ国際協調は失敗だから構造改革の国際
協調こそ歴史の流れ」なんていう妄論があっと言う間に広がる
恐れは十分あります。w2得4rdfghjklfdgjxcvbんmxcvm_?。、ZX^@:/0ol,cvbんm、。 Zcdfvbgmfcvbんmアsdgqウェrtywqqウェ12345678¥¥741/8520.−+

⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ (2006-05-05 17:24)

事実上ドルと固定相場の中国と共通通貨にするのは、国内の金融政策を放棄しつつ、ドルを決済手段にし続けるのと同じことになるんじゃないでしょうか?
日本も韓国も変動相場にしておきながら、為替介入でドル安を防ぐくらいなら、いっそドルペッグにしてしまうほうがいいと判断しているのかもしれませんね。

koge (2006-05-05 21:17)

金利規制ではなく、与信枠を規制せよということになると、所得把握のため納税者番号制が必須になりますからあまり賛成は期待できそうにないですね。(あるいは課税所得に比例させて節税した人は与信枠が下がるようにするか)
それから、その与信枠を知りつつそれ以上に貸した業者はその分を無効にするということで闇金からの保護ができますが、貸金業者以外でも融資ができるからといって与信枠を誰にでも開示するのはプライバシー上問題ですね。
そうなると上限規制撤廃の変わりに貸金業免許制(免許業者以外は利息制限法レベルの金利でしか貸せない)でしょうか?取立行為規制の効果は上がりそうですが、貸出金利はレントで高止まりしそうですね。

bewaad (2006-05-06 01:42)

>銅鑼さま
>構造改革の国際協調
そんなトンデモを言っていたのですか(笑・・・いごとじゃありませんね)。それでいて特殊指定見直しにあそこまで反対する二枚舌っぷりなど到底まねできませんが。

bewaad (2006-05-06 01:46)

>⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡さん
ドルペッグにして得をするのは為替リスクヘッジコストを節約できる輸出入業者だけですから、それらのために経済全体を犠牲にしようという試みにはやはり賛成できそうにありません。

bewaad (2006-05-06 01:49)

>kogeさん
個人的にベストだと思っているのは、
・(貸付時点で)返済能力を超えた貸付であることに貸し手が善意無過失でない限り無効、
・金利規制はできれば撤廃、せめてグレーゾーンを出資法側に統一して解消、
という組み合わせですので、ご懸念は杞憂ではないかと。もしそうなれば、という意味ではそもそも現実性がなく杞憂ですが(笑)。

ばたーかっぷ (2006-05-06 01:51)

色々調べて見たら、ノンバンク懇談会(99年)の報告書を見つけました。
ちょっと驚いたのですが、今の懇談会とはだいぶ違って、「金利規制の撤廃は時期尚早ではあるものの将来的な課題として検討していくべき」みたいなことになっているんですよね。
http://www.fsa.go.jp/p_mof/singikai/nonbank/top.htm
当時は今より「これからの金融は自由化が基本」という考え方が強かったのかもしれません。

対して、最近のマスコミの論調を見ていると、「価格規制はもっとも避けるべき種類の規制である」って主張は、全く相手にされないような気がします。
そもそも誰もしていないのかもしれませんけど、少なくとも99年にはそのような事を議論していたはずであって、たった7年しか経っていない事を考えると、なかなか考えさせられます。

PSEの時も思ったのですが、今現在市場が存在しているということは、需要と供給が一致しているということで、パレート効率なはずなのですよね。
それを国家の力によって消滅させてしまうということは、相当大きな市場の失敗が無い限り、絶対にやってはいけないというのが、経済学のイロハであるはずなのですが。
勿論、中古品や貸金に関わらず、市場の失敗がゼロなんて事はあるわけが無いし、特にそういった要素が強い市場であるとは考えてはいます。
それでも市場を否定してしまうよりは、市場の失敗を小さくする方向の規制導入のほうが真っ当だと思うのですがね。

bewaad (2006-05-06 02:06)

>ばたーかっぷさん
非常におもしろい資料を提示いただきありがとうございます。中身もさることながらHTML文書の報告書が軽くてよいです。何でもpdfで公表する現在の風潮、これも改悪ですねぇ(笑)。

メディアの対応も支離滅裂だなと思うのは、規制緩和について、需給調整的なものはもうほとんどなくなっていて、残る消費者保護的なものについて、それを口実にして規制をいたずらに存置してはダメだ、できるだけ市場にまかせろ、なんてことを言っているわけです。本件など消費者保護を看板にした強権的規制の最たるものですが、それと矛盾しているわけです。実効性が薄いであろうことはこれまでも論じてきたとおりですし。

その点、お示しの報告書が旧大蔵省時代のものであることはまことに興味深いです。竹森先生の「三度来る」において、ポピュリズムと専門家の知見の対比が何度かされますが、本件もハーヴェイロード的なあり方の長所が発揮された事例なのかもしれません。

銅鑼衣紋 (2006-05-06 11:54)

>マスター

>構造改革の国際協調
プラザ合意20周年記念だから去年の10月の社説です。読んだ瞬間椅子から転げ落ちたw 要するに制度弄りである「構造改革」と
か「金利規制」、「再販」、「特殊指定」、「産業政策」、「産業
再生」、「為替レートの包括的な変更」とかは良くて、「マクロ経
済政策」だけじゃなく経済学の教科書に出てくるような政策だけは
駄目だというのが、日経から毎日まで共通しているわけですな。

トンデモ経済学家元追究の結論は、新聞・メディアなんすかね。

Baatarism (2006-05-06 18:42)

中韓との関係が良くなると、どんどん共通通貨導入の方向に進んでしまうんでしょうか?それなら、靖国問題で中韓と揉め続ける方がよほどマシですね。w

如何様 (2006-05-06 19:59)

金利規制撤廃反対派の意見として、カネは交換手段であってそれ自体が目的ではないと言っておきます。
最近手段と目的をごちゃ混ぜにする人間が多くて。。。

あと、バブルとデフレは根本原因を同じくしたものですから、小手先の金融政策ではなく抜本的な対策を行う必要があります。ところが現状はその程度をますますひどくする政策が行われています。

共通通貨とやらが話題になるのも、まだまだグローバリズムの幻想が続いているのでしょう。世界的に見ると、グローバリズムはもう落ち目なんですが、自己利益の極大化を狙って悪あがきしている輩がまだいるようですな。

銅鑼衣紋 (2006-05-06 20:46)

>バブルとデフレは根本原因を同じくしたものですから、

そうでしょうか?バブルは原因不明。デフレは金融政策。

>小手先の金融政策ではなく抜本的な対策を行う

そんなのでバブルやデフレがとまったこと歴史的にありませんが。

BUNTEN (2006-05-06 22:00)

◆ koge (2006-05-05 21:17)さん
http://bewaad.com/20060505.html#c07

>金利規制ではなく、与信枠を規制せよということになると、所得把握のため納税者番号制が必須になりますから

国営サラ金なら税務署とタイアップして所得把握が可能です。公務員の守秘義務で個人情報は守られますし、所得をごまかせば与信枠が小さくなって利用者が不利益を被ります。(笑)

所得が急減したことも把握できるので、そのまま利払いを凍結して(条件が揃っていればそういうことも可能な制度にしておく)復活時に完済を目指すもよし、こらえた末に破綻する(この場合、後から所得が上がっても一定期間は国営サラ金が利用できなくなるペナルティが付く)もよし、です。

小僧 (2006-05-07 03:20)

かれこれ昔の話ですが、ある大手クレジットカードの支払いに数時間遅れただけでそれから数年間(中小?)貸金業者からの DM が送られてきた始末ですから、多分信用情報に傷がついたのが伝わったのでしょう。ここに多重債務ヘの道が見えますが、そのような顧客はカモの候補なのでしょう。今はプライバシーポリシーとの兼ね合いもあるのでこのようなことが行われているか分かりませんが、こういうのを潰すほうが先ですよねぇ。
#当然その後決裁口座をメインバンクに移しました。

BUNTEN (2006-05-07 05:49)

>今はプライバシーポリシーとの兼ね合いもあるのでこのようなことが行われているか分かりませんが、

クレカの規約には信用情報機関との情報のやりとりは規定されているでしょうし、同じ組織に中小サラ金も入っていたらだだ漏れになるでしょう。

如何様 (2006-05-07 05:54)

ここには経済コラムマガジンの読者はいないのでしょうか?
ここの論客は金融政策に傾倒し過ぎです。

BUNTEN (2006-05-07 06:09)

読者です。

http://www.adpweb.com/eco/eco394.html
たとえばこのへんとか丸々賛成はしませんが、福祉とか年金の財源を日銀引き受けの国債で賄うという手は有力な選択肢だと思っています。が、私の場合、まずは金融政策に関する合意形成が先だという判断です。

cloudy (2006-05-07 06:50)

コラムマガジンの人は、シニョレッジ政策を唱えてましたよね。
これは立派な金融政策ですよ。彼等の主張は政府貨幣発行ですが、貨幣供給を日銀がやるか政府がやるかはあまり本質ではありません。
財政にしても、「やらなくても金融のみでなんとかなる」という意見はあっても「絶対緊縮財政でなきゃダメ」という意見の人はほとんどいないと思います。(いましたっけ?)

Baatarism (2006-05-07 11:22)

デフレ不況時のシニョレッジ政策は僕も賛成ですよ。
ただ、僕の場合シニョレッジは公共事業ではなく減税か社会保障費減額に回し、消費を刺激するべきだという考えですが。

bewaad (2006-05-07 12:49)

>銅鑼さま(http://bewaad.com/20060505.html#c13
いちごの「家元」スレの趣旨にご指摘のとおり、メディアの理論武装を支えている人々がやはり問題であるような。まがりなりにもあれだけ毎年経済学部卒が生産されている中、経済学用語でそれらしく語る人間がいないことには、という気はします。

bewaad (2006-05-07 12:51)

>Baatarismさん(http://bewaad.com/20060505.html#c14
共通通貨阻止という高等戦略だとすると、ぐっちーさんのところで語られているような「実は小泉総理は経済学がわかっている」仮説の裏づけになったり(笑)。

bewaad (2006-05-07 12:54)

>如何様さん(http://bewaad.com/20060505.html#c15
金利規制をして具体的にどのようなメリットがあるのか、仮に20%に引き下げたところでエントリで書いたように極めて限界的な効果しかない一方、返済に問題がないのに借りられないデメリットは大きいと思うのですが。

bewaad (2006-05-07 12:57)

>銅鑼さま(http://bewaad.com/20060505.html#c16
バブルは潰れたことにより事後的に確定するのですから、その意味で80年代末から90年代初にかけての好景気をバブルにしたのは潰した金融政策であり、確かに同じ原因とも(笑)。「バブル潰し」金融政策がなければと思うと・・・orz

bewaad (2006-05-07 13:01)

>BUNTENさん(http://bewaad.com/20060505.html#c17
国営サラ金だとイメージが悪いので、フリードマンの負の所得税構想のリファインとされてはいかがでしょう? 流動性供与という手法を用いることでインセンティヴにも配慮したと。お立場がらフリードマンと同じ政治的スタンスと受け止められることに抵抗はおありかもしれませんが(笑)。

bewaad (2006-05-07 13:09)

>小僧さん、BUNTENさん
専門でないのでよくわかりませんが、そのような情報利用はオプトインによる顧客の同意を求めることが望ましいと思います。

bewaad (2006-05-07 13:12)

>如何様さん(http://bewaad.com/20060505.html#c20
↓あたりをご覧いただければと思いますが、少なくとも私は財政政策であるからといって否定はせず、むしろ小泉政権下での緊縮方針には反対しております。個人的には、経コラの方が金融政策を毛嫌いしてご理解いただけないように思ってます。
http://bewaad.com/archives/themebased/reflationfiscal.html
http://bewaad.com/archives/themebased/2004/comedycommons_workhorse.html

>BUNTENさん、cloudyさん、Baatarismさん
補足ありがとうございます。

BUNTEN (2006-05-07 22:03)

◆ bewaad (2006-05-07 13:01)さん
http://www.bewaad.com/20060505.html#c28

>国営サラ金だとイメージが悪い

あ、すいませんお国の中の人のコメント欄でなんて無礼な。\(^o^;)/
失礼しました。m(_@_)m

Baatarism (2006-05-07 23:21)

>bewaadさん
そこまで行かなくても、小泉首相には中韓にあまり接近するとヤバいという直感があるのかもしれないですね。田中派系を反面教師にしてきた人ですから。w

bewaad (2006-05-08 08:21)

>BUNTENさん
あ、それは誤解です。世間受けが悪かろうということで、私が気を悪くしているわけではありません。「官から民へ」の風潮の中でただでさえ官業のイメージが悪いことに加え、昨今のサラ金バッシングですから(笑)。

bewaad (2006-05-08 08:23)

>Baatarismさん
内需を冷え込ませて中国輸出への依存度を高めてもいますよ(笑)。

Baatarism (2006-05-08 12:51)

>bewaadさん
小泉政権の初期は清算主義&対中韓融和姿勢だったけど、後になると景気重視&対中韓強硬姿勢になってますよね。そういう意味では政策に一貫性があると言えるでしょう。(笑)

bewaad (2006-05-09 06:45)

>Baatarismさん
ここは見解の相違でしょうから議論をしようという気はないのですけれども、竹中大臣は景気重視に転じたかもしれませんが、私には小泉総理が景気重視に転じたようには思えないのです。

Baatarism (2006-05-09 09:51)

>bewaadさん
確かにそこは見解の相違ですね。僕も議論をする気はないです。(笑)

ただ、ポスト小泉候補やその周辺の人たちを見ても、対中韓強硬派は景気重視、対中韓融和派は景気軽視の傾向があるように思うんですよ。これはただの偶然なのか、それとも何か理由があるのか、そこが気になってるんですよね。

bewaad (2006-05-10 03:29)

>Baatarismさん
いわゆる「麻垣康三」のうち、「麻」と「三」のサンプル数2ぢゃないですか、それ(笑)。少なくとも「康」にはあまりフィットしないのではないかと思いますし、であれば偶然でないと言い切るほどではないかと。

onion (2006-05-10 23:20)

既出でしたらすみません。
貸金業制度等に関する懇談会(第5回)議事要旨
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kasikin/gijiyousi/f-20050629-kasikin.html
をみると、この時点では結構まっとうな議論が進んでいるように思えるんですが、これから中間整理の間にどう変針してしまったのでしょうね。各回の議事録からその辺を読み取るのは難儀ですが。

bewaad (2006-05-11 05:23)

>onionさん
業者からのヒアリングだからまっとうだったのでは、という気がしないでもありません(笑)。第12回の金利規制の議論を見てみたいのですが、なかなか議事要旨が公表されず待ち遠しいです。

初心者 (2006-05-11 10:44)

はじめまして。いつも勉強になります。
さて、金利問題ですが、上限引き下げにより無担保・無保証というメリットがなくなるのではないかと心配しています。
民法で保証の改正がありましたが、賃貸借の保証人に関する判例を見ると、保証にも不合理な面があります。(良質な保証人がつくと督促の手抜きをする貸し側のモラルハザードなど)
借り手にとっては、ある程度の金利負担と無保証をバーターするシステムがあるべきだと思うのです。全く根拠はない個人的意見ですが、グレーゾーンは無保証金利の上限と理解してもいいのではないかと思っています。
懇談会には保証との関係も検討してほしいと思っています。

bewaad (2006-05-12 07:19)

>初心者さん
金融庁の資料でも、無担保と有担保では明確な金利差が生じているとされていましたから、ご指摘のような消費者金融会社の対応は十分に予想されると思います。

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間があいてしまいすみません。今回は二日目のセッション、Regional Finance and Monetary Issuesについて、パネラーの一人であった伊藤隆敏氏の報告を中心に見ていくことにする。  さて伊藤氏の報告のテーマは端的に言えば「アジア共通通貨」の導入についてであった。アジ


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