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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

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2006-10-26

[economy][BOJ]続々・CPIは1ポイント以上でようやくゼロインフレ?‐市場が織り込む日銀のデフレターゲット

さらに警戒すべきは、物価連動国債から計算されるブレークイーブンインフレ率の急落にみられるように、期待インフレ率下落の徴候が顕著なことだ。日銀が金融を引き締めているのだから当然ではある。消費者物価指数をみても、食料及びエネルギーを除く総合指数は依然としてデフレのままである。

日経「大機小機/安倍首相の幸運は続くのか」

ブレイクイーヴンインフレ率はチェックしていなかったなぁ、とその推移をみると、非常に興味深い動きをしています。簡単にまとめると次のとおりです。

時期ブレイクイーヴンインフレ率の動き
昨年後半0.4%強をボトムに上昇に転じ右肩上がり
本年5月末約1.0%でピークアウト
〃9月後半0.8%強から0.6%へ0.2ポイント程度の急落

これに、それぞれの時期にどのようなことがあったのかを重ねてみましょう。

時期ブレイクイーヴンインフレ率の動き主な出来事
昨年後半0.4%強をボトムに上昇に転じ右肩上がり日銀の「地均し」
本年5月末約1.0%でピークアウト3/9量的緩和政策解除、7/14ゼロ金利政策解除
〃9月後半0.8%強から約0.6%へ0.2ポイント程度の急落8/25CPI基準改定

こうしてみると、ゼロ金利政策の解除はブレイクイーヴンインフレ率(≒期待インフレ率)がピークアウトしていたにもかかわらず、1%のインフレ(しかもCPIベース)すら許すまじとの断固たる決意で行われたということがよくわかります。やはり日銀は、かつてwebmasterが推測したとおりデフレターゲットを事実上導入しているとみるべきでしょう。

  1. 許容されるインフレ率の上限をCPIベースで2%と明示する一方(他国なら普通は下限ですけどね)、
  2. その下限をCPIベースで0%とも明示し(CPIでゼロってことはまだデフレ)、
  3. その運用としては下限をほんの少し上回った段階で引締めを始め(ゼロ金利維持で緩和しているだなんて悪い冗談です。ヴェクトルとして引締め方向に動いておいてよくもまあ)、
  4. 他方で仮に下限を割っても政策手段は何もないとして事実上放置を宣言しているので(量的緩和はプルーデンスだそうですから、金融危機の兆しがなければ物価が下がったところで発動されないでしょう。また長期国債買い切りについても、日銀券発行残高というシーリングを破る気は全くないでしょう。もちろんマイナス金利は不可能です)、
  5. 以上から予想される金融政策は、
    1. CPIが0%以下:事実上何もしない
    2. CPIが0%超1%以下:引締め気味
    3. CPIが1%超2%以下:2%を上回ることのないよう厳しく引締め
    4. CPIが2%超:なりふりかまわぬ引締め

「怨・デフレターゲット設定」(3/10付)

そんなに日銀を批判するのはごく一部の偏屈者だけだ、マスメディアの論調も、それに寄せられる識者のコメントも、ほとんどが日銀の姿勢を是とし、あるいは弱腰にならぬよう叱咤しているものがほとんどではないか、というご指摘もあるでしょう。しかし、ブレイクイーヴンインフレ率、すなわち投資家が通常の国債とインフレ連動債の価格差という形で示すインフレ率見込みが現に1%をキャップとして推移しているわけですから、つまりはこれこそが市場の声なのです。

加えて、一昨日書いたように、CPIという統計指標は、理念的なインフレ率に比べて高めの数字が出る傾向にあり、そのバイアスの幅は1ポイントを超えていてもおかしくはない、という状況にあります。インフレ連動債において参照されるインフレ率とは生鮮食料品を除くCPIですから、このバイアスを含んだ数字として、先の上限1%という相場観が形成されている、すなわちデフレターゲットが行われている市場は見ていることになります。市場のこのような判断が、もう少し広く認知されてもいいのではないか、とwebmasterは思うのですが。

[economy][government]産科の暗黙のナショナルミニマム

一昨日のエントリに係るコメントのやりとりを受け、iori3さんが次のようにお書きです。

bewaadさんは、
 助産師でまかなえるお産がナショナルミニマムと政府が考えている
と仰っているが
 お産には急変する場合がある
ので、
 出産途中までは普通分娩でも、急に大出血など大事に至る
のだ。だから
 普通分娩しか扱わない助産院から病院へ搬送される事例
があるわけなのだ。助産師さんから見て
 高リスクではない、普通の妊婦
であっても、油断は出来ないのだ。だから
 助産師が扱える普通のお産がナショナルミニマム
というが政府の方針だとすると
 普通の妊婦の急変が、医療サービスの薄いところで起きたら、「救命第一」ではなく「事故となってもやむを得ない」と政府が考えてる
ってことだ。

(略)

しかし、bewaadさんの仰るのが
 政府の方針
だとすれば、
 医療が整備されてない地域に居住する「高リスク妊婦」予備軍を政府は切り捨てたい
ということになるな。(略)

(略)

どういうソロバンか分からないけど、お産って、
 一生にせいぜい1,2回のヒトが殆ど
だから、
 普段ほとんどかかることのなく、批判を受けにくい産科を狙い撃ちにした、ナショナルミニマム策定
だとすると、考えついた官僚は、地獄に堕ちるなあ。

「熊本県では高リスク妊婦は出産できない? 「搬送お断り」も 周産期医療の整備難しく 医療が薄い地域では「高リスク出産を淘汰したい」のが政府の方針か?」(@天漢日乗10/25付)

webmasterの書き方もミスリーディングだったわけですが、政府が助産師でまかなえるお産がナショナルミニマムだ、などと正式決定したことはありませんし、誰かがそう企んでいるわけでもありません(少なくともwebmasterが知る限りにおいては)。ただそれは、事態がより絶望的であることに他ならないのですが。

改めて整理するならば、事実上そのようなナショナルミニマムへと事態が進展しているのは、

  1. 財政再建が日本にとって主要な課題であるとの認識が広く共有され、かつ、そのためには歳出削減が必須であるとの方向が打ち出される一方、
  2. 地方財政・医療財政がともに削減の対象とされ(反対すれば、「省益」を「公益」に優先させる「抵抗勢力」と認定されます)、
  3. その結果、地方における医療サービス供給確保に費やすことができるリソースが減少するので、
  4. なすべきことの全てがなし難い救急現場においてトリアージによって優先順位が低いと判定された患者への施療が後回しにされるが如く、産科は直接の担当者の自主的な判断によって割を食わざるを得ない状況に追い込まれている、

ということからです。誰かがナショナルミニマムを決めたのであれば、それに対して反論するなどといった対応が可能ですが、そうした者はどこにもいないので、そうした対応は何ら不可能なまま事態だけが進行しているわけです。

直接産科へのリソース割り当てを削っている地方公共団体や病院を批判したところで、上記3で「外堀が埋められている」以上は、ゼロサムどころかネガティヴサムの中でのパイの取り合いでしかありません。iori3さんがご指摘のように、お産は人生に平均で1.3回しか体験せず、他方で助産師が扱える普通のケースが過半をはるかに上回るわけですから、困る人の割合は極めて小さいというのは否定できない事実でしょう。これでは優先度は下がらざるを得ません。

さらには、厚生労働省を責めても、効果はきわめて間接的なものにとどまらざるを得ません。彼/女らにしても「外堀が埋められている」状況には変わりはないからで、彼/女らにしたって、予算が十分にもらえるのであればもっと高度な医療サービス供給を行いたいのは間違いありません。厚生労働省に対する責任追及は、彼/女らが経済財政諮問会議において民間議員に反論したり、財務省と予算折衝をしたりする際の材料提供ぐらいにはなるかもしれませんが‐よって間接的な効果を認めてはいるのですが‐、それを超えるものではありません。おそらくは、医者などから責められる担当者にしてみれば、それはメディアがあなたたちにしているのと同種のいわれなき非難だってことをわかってくれよ、ぐらいは思っているのではないでしょうか。

#個別に問題はあるにせよ、総じて、厚生労働省は限られた予算の中で、多くの関係者の利害をバランスよく調整しているようにwebmasterは思います。

ですから、現在の状態を改善しようとするならば、「外堀を埋められている」状況に対処しなければなりません。となると標的は1か2か、ということになるのですが、2ではパイの減少というそもそもの制約が回避できない上、得てして「お前のところは無駄だから削ってこっちに回せ」「いや、そちらこそ不要不急だからむしろこちらが優先されるべきだ」という分断統治に嵌りこんでしまうわけで、疲労困憊の末に出てきた結果は喧嘩両成敗、といったことにもなってしまいます。

残るは1ということになるわけで、パイを増やす中で個別の取り分の増え方で優先度合いを調整していく、という途を目指すべきでしょう。1の唱道者はまだまだ無駄は多い、それを省けばより少ない額で同じこと、場合によってはよりよいことが可能だというロジックを用いていますが、無駄を省いた分だけ総額は同額としたままで中身を充実させる、というオプションの存在を隠しているのが実態です。まずはここから反論していくというのが、現実的なやり方なのではないでしょうか。

この議論のきっかけとなった大淀病院事件を「スクープ」した毎日も、なぜこのようなことになってしまったかについてのまともな検証をまったく行う気はないというわけでもなさそうですが、上記にまで踏み込まない限り、「総論賛成・各論反対」のフレーズで片付けられてしまうであろうことには気付いていないんでしょうねぇ。

奈良県大淀町立大淀病院で妊婦が意識不明となり、搬送先の大阪府内の病院で死亡した問題で、受け入れの打診を受けた同府内17病院のうち、9病院の断った理由が25日、分かった。大半が「満床」や「処置中」などを理由にしており、病床数不足や医師不足が背景にあるとみられる。全国トップレベルの周産期医療を誇る大阪府でも高リスクの患者の受け入れが厳しい状況になっている実態が浮き彫りになった。【河内敏康】

毎日「奈良・妊婦転送死亡:9病院「満床」「処置中」で拒否 背景に医師不足」

本日のツッコミ(全64件) [ツッコミを入れる]
BUNTEN (2006-10-26 06:57)

転落日記で生活保護ネタとかも出していますが、私だって仕事があれば無駄飯食いから所得税払う側にもなれるわけで、その意味でもリフレ方向で財政再建…..。orz



「百社も落ち続けて」いるわけではなく10数社程度と思いますが(鬱になるので数えていませんorz 実際に受けた会社の数が少ないのは、応募できる所が少ないためです。)さすがに意欲が低下というかモチベーション保つのがしんどくなり始めております。(http://d.hatena.ne.jp/BUNTEN/20041223)

iori3 (2006-10-26 08:58)

bewaadさん、ご紹介ありがとうございます。
「社会全体がお産を軽く考えている」風潮について憂いています。
「晩婚化で初産年齢が上がっている」のは、「高リスク妊婦が増えている」ことを意味するのですが、そのことと産科減少の問題を一緒に考えないとダメだと思っています。不妊治療にしたって、適切な開始年齢(30代初婚なら、一年経過して自然妊娠しなければ、まず受診)やその成功率の低さをアナウンスしないと、治療費もさることながら、時間的・身体的負担に見合わないモノになります。
妊娠・出産するまでのライフヒストリーも気になります。たとえば、「女子中高生の援助交際」は、90年代後半の話ですが、彼女たちが出産年齢を迎えています。活発な性行動で、性感染症に罹った場合、疾病によっては不妊症の原因になります。相変わらず、現在でもクラミジアは性交経験のある女子高生の間で、感染率が高いままです。女性には症状がでにくく、治療が遅れ、不妊原因になる疾病の一つです。少子化を言うなら、母体保護の教育もしなければなりません。
どうも少子化対策は、地に足が着いてないと感じています。アナウンスも下手なのですが、報道する側も、あまり勉強してないのでしょう。

kumakuma1967 (2006-10-26 09:49)

うーん、実際のお産では、正常分娩であれば陣痛期の妊婦に医師が付き添ってない大病院の方が多いんでないかなぁ、日経新聞で経営状態のいい医療機関ベスト10に入った産科の有名な関西の大病院では、正常分娩の場合、医師に割増し賃金を払わないといけないとおぼしき午後7時ごろから正常分娩の全妊婦に陣痛抑制剤投与して「産ませない」。経験の乏しい助産師/看護士(研修目的で安く雇える)を残してスタッフは全部帰る。翌日正午に抑制剤投与をやめ、産科医の外来が終わる前午後3時過ぎから陣痛促進剤投与、産科医が現れるのは午後5時過ぎで、そこから集中的に分娩、ほぼ全員が時間外分娩で割増料金ゲットだぜw。ただし、小児科、内科、外科は24時間態勢だから、なんかあった時の対応は万全で新生児も妊婦も死亡率は低い。
 うちの近所の産科大病院は、旧ソ連の眼科手術のように妊婦を並べて異常がなければ一人10秒で診察終わるので有名。正直消毒が不十分なんじゃないかと心配。で、いざ分娩となるとお産は正常分娩では若い助産師+看護士+監視装置だけ。なんかあったら大学病院に即搬送。
 経験のある助産師に付き添ってもらえるってのは医療リソースの集中する大都市の正常分娩でも保証されてないように見えるので、ナショナルミニマムとしては高望みではないでしょうか?
 ナショナルミニマムとしたら緊急搬送できる先の確保てのがあって、奈良県や熊本県ではそれが確保されてない事はよくわかってるわけですよね。都道府県の仕事だから財源があろうがなかろうが国は放置してるだけで(国立病院縮小って形で積極的に関与してる面はありますが)...
 ナショナルミニマム不達成は政府部門が徹底的に金をつぎ込み続ければなくなるわけですけど、それでは政府部門の自由度がますます落ちていくから、ある程度自由にやらせておけばナショナルミニマムが達成されるような構造をつくってやる必要もきっとあるんでしょう。産科全般や、医療全般では、整った人員と設備ってリソースを何に振り向ければ儲かるのかってのが歪んでいて。政府の決めている部分でもインセンティブの在り方が徹底的に間違ってるんじゃないかとは思います。

とおりすがり (2006-10-26 10:21)

BUNTENさん、がんがれ、超がんがれ。

全都道府県に医学部(附属病院も)があって、そこには産婦人科の教室と病棟があると思いこんでました。そうであれば、彼/女らは、臨床ができないのでしょうねえ。

koge (2006-10-26 11:19)

>>助産師でまかなえるお産がナショナルミニマムと政府が考えている
>誰かがナショナルミニマムを決めたのであれば、それに対して反論するなどといった対応が可能ですが、そうした者はどこにもいないので、そうした対応は何ら不可能なまま事態だけが進行している
要するに、いちお民主主義のこの国では役人(政治家も?)は国民の望むことしかできないってことですね。
>「社会全体がお産を軽く考えている」
結局、先進国では子供を多く持つことはQOLを低下させるものとされていて、どうがんばっても出生率が低下するのは避けられないんでしょうね。スゥェーデンなみにリソースを注ぎ込んでやっと1.8ですからねぇ。韓国は1.0切ったんでしたっけ。
米国のように格差社会にしてせめてDQNにだけでもバンバン生んでもらおうという陰謀があるとしても(削った医療費等は財政再建したら全部教育に注ぎ込む)、日本はパチンコとかケータイとか低所得者層向けの娯楽も世界一充実してますしそれも難しいかと。

徳保隆夫 (2006-10-26 19:43)

以前から疑問だったんですけれども、金融市場参加者の一人一人に見解を伺うと日銀見解支持なのに、全体としては日銀を裏切ってリフレ派の先生方の主張を見事に裏付ける動向を示すのはどうしてなのでしょう? 国債不安と国債価格の乖離……最大30%もの人々が1999年の文明崩壊を「ありうる」と考えながら、誰もパニックを起こさなかった話を思い起こします。

通りすがり (2006-10-27 00:13)

>金融市場参加者の一人一人に見解を伺うと日銀見解支持なのに、全体としては日銀を裏切ってリフレ派の先生方の主張を見事に裏付ける動向を示すのはどうしてなのでしょう?
その金融市場関係者の一人ですが呼びました?(笑)
えー、単に日銀の道理よりも財務省や官邸や永田町のセンセイ方の無理の方が強いと思っているからです(汗)俺たちは「正しいこと」ではなくて「儲かること」の方を重視する悪い癖があるしね。

徳保隆夫 (2006-10-27 00:42)

いやいや、悪い癖なんておっしゃらず、その特質をぜひ今後も維持していただきたく……。でないと日本が経済学の通用しない国になってしまう(=先人の知恵を借りることができない状況に陥る)ので。

gemba (2006-10-27 00:43)

>助産師が扱える普通のケースが過半をはるかに上回る
事実の指摘です。現在では助産院で分娩される方は5%以下ですから、過半をはるかに下回っています。多くの助産師が分娩を安心して扱えるのは病院だからであり、自ら独立して管理して方は少ないのです。助産師だけで扱うようにすると困る人の割合は95%以上であり、極めて多数というのは否定できない事実でしょう。しかも助産院で分娩すると母児に障害が残る危険性は高くなります。経済学では該博な知識と鋭い分析を披瀝されているのに、専門外とはいえ、医療についてこれほど事実に不案内な方が自信を持ってコメントされているのは暗澹たる気にさせられました。

通りすがり (2006-10-27 02:03)

徳保さま>
うーん、俺たち「市場関係者」からいわせてもらうと純粋な「経済学的な観点」からは日銀の見解の方が正しいと思っている訳。でも何かあったら「日銀法改正だ!」ってオドシを掛けるセンセイ方に押し切られちゃうんでしょ、ってタカをくくっているという意味(この前のロンバート0.4%なんて象徴的だよね)
俺たちが純粋な意味で合理的期待形成に基づいていたならバブルも不良債権問題も起こらなかっただろうし逆に長期金利を0.4%台まで買い進めることだってなかったです。

匿名希望 (2006-10-27 03:46)

この手の話で医療関係者が官僚批判しているのを見ても暗澹たる気になりますけど・・・。
医療関係者も官僚も頑張っているという次元を越えて想像を絶するご苦労をされているのだろうと思われるだけに、余計に気が滅入ります。
現場のプロと行政のプロが喧嘩していて問題が解決するのかと、下々の人間としてはがっかりした気分になります。高い教育を受けている人たちが批判合戦に明け暮れているようにしかみえないと、日々のお仕事に感謝の念を抱いて応援したいと思っている自分が間違っていたのか・・・と、どんどん気持ちが離れていきます。
官僚の方よりもどちらかというと医療関係者の方に対する応援のつもりのコメントですが、気を悪くされたらお詫びします。

BUNTEN (2006-10-27 06:15)

◆ とおりすがり (2006-10-26 10:21)さま
http://bewaad.com/20061026.html#c04

励ましありがとうございます。<(_ _)>

アルベルト (2006-10-27 06:29)

横槍ですいませんが、bewaadさんが言いたいのは「助産師でも扱える低リスク分娩の割合の方が一般には圧倒的に高い」ということであって、助産師が実際に扱っているケースが過半、という意味ではないですよね。逆に、genbaさんは専門家(?)のようなので教えて頂きたいのですが、助産師では扱えないケース(実際どこで分娩しているかは別として)というのはどれくらいあるのでしょうか。genbaさんも、それが95%だ、と言っているわけではないのですよね。
もちろん、genbaさんの趣旨は「助産院/助産師の数が少ないのに、病院から産科がなくなっても対応できるわけないだろ」ということなのだろうと思うのですが、ナショナルミニマムという文脈からすると、「みんな病院で産める環境にある必要はない」という議論はありえると思います。今現在みんなが助産院で産んでいるかどうかとは別の話ではないでしょうか。もちろん、私も(恐らくbewaadさんも)それに賛成という意味ではないですよ。

bewaad (2006-10-27 09:10)

>皆様
時間の関係上、いただいたコメントへのリプライは明日とさせていただきます。ごめんなさい。

徳保隆夫 (2006-10-27 21:25)

> とおりすがりさん
仰ることはよくわかるのです。だからこそ、不思議なんですよ。国際価格を決めている市場参加者は、インフレ率を予想して「買い」とか「売り」と考えているわけじゃないだろう、と。なのにその行動の集積が、リフレ派の主張の裏づけとして機能する。いつもいつもそうなんです。どうして?

そして面白いのは、市場参加者が「正しい」より「儲かる」を優先して信念を曲げている結果として現在の状況がある、ということ。もし「正しい」が優先されると、リフレ派の先生方の主張はひっくり返るのではないですか。通りすがりさんの仰るように、80年代末の超金融緩和が物価も資産価格も上昇させなかったなら……?

市場参加者に「正しくない」行動を続けていただく他にリフレ派の生き残る道はないわけで、奇妙な状況だな、と思うわけです。

(2006-10-27 22:02)

国債市場の参加者は将来のインフレ率も考えて売買してるはずでは?物価連動国債を売買するときにそれを考慮しない人なんてまずいないと思いますが。
それなのになぜ日銀の道理を政治家が無理にねじ曲げていると思ってしまうのかといえば、国債市場参加者の多くがデフレよりインフレのほうが損だからなんじゃないでしょうか。
マネーゲームに参加する投資家・資産家は借金の方を多く持つわけではないからデフレの弊害は実感せず、実質利子や実質賃金が高くなるというメリットばかり感じてると思います。
金融政策が正しいかどうかの判断基準は景気がよくなるかどうかではなく、自分たちの資産(預金や債券)の価値が上がりやすいかどうかだから、国全体のことを考える政治家や学者の意見とずれがあるのは当然でしょう。
金を使ったり借りたりするより溜め込んでばかりいる方が損するような金融政策で消費投資を活性化し景気をよくしようというのがリフレ政策なんですから。

通行人 (2006-10-27 22:59)

>国債市場参加者の多くがデフレよりインフレのほうが損だからなんじゃないでしょうか。

それは、国債市場参加者は金利裁定取引すらできない無能者の集団であると言っているのと等しいように思います。

通りすがり (2006-10-28 00:05)

ひとさまのところであんまり議論するのも気が引けるので簡潔に。
徳保様>
リフレ派のどの主張を裏付けているのかは分からないのでコメントがかみ合うか不安ですが、基本的にケインズの美人投票の世界に生きている俺たちは「日銀はリフレ派の劣化コピーである永田町に負ける」との読みから結果的にリフレ派の想定する均衡へ向かいやすい、と考えることが出来るのではないかと。
○ 様>
国債市場の主なプレーヤーである銀行・年金・生保、みんな大きな負債を有しています。むしろ負債に見合った債券の積み立て不足を指摘されるシーンの方が多いです。

通行人 (2006-10-28 00:07)

しまった。通りすがりさんみたいなプロの方もいるんだ(驚

bewaad (2006-10-28 05:01)

>BUNTENさん
昔でいう完全雇用の達成ということですよね。それとNAIRUの関係がどうかという話はプロにお任せするとしても(笑)、こーぞー改革でNAIRUを下げるのと、リフレ政策でNAIRUまで失業率を下げるのと、いずれが容易かは明らかだと思うのですが。

bewaad (2006-10-28 05:02)

>iori3さん
少子化対策にはいろいろあるわけですが、理念的には、潜在的・中長期的に日本社会が構造として達成し得る合計特殊出生率と、短期的要因による変動と分けて対策を割り当てることが有益ではないか、と思っています。個人的には、子供を生みたいと思うかどうかは思想信条の自由に属することで、生みたいと思った者が生みやすくなる環境作りが重要ではないかと考えています。

これに対するに短期的変動としては、昨今の出生率向上に端的に見られるように、安定的な経済成長の確保が有効であると思います。第2次ベビーブーマーが30台半ばに差し掛かっている今、そのコーホートの生涯出産数は今後数十年にわたり人口構成に大いなる影響を与えるでしょうから、今のような好調な外需という僥倖に頼るのではなく、まともなマクロ経済政策運営がなにより大切だと思います(バブル崩壊以降の長期経済低迷の最大と言ってよい悪影響は、この第2次ベビーブーマーの就職難→生涯出産数の低下なのではないでしょうか)。

中長期的対策としては、権丈先生がご提案の、家庭内の社会福祉サービスの自家供給を公的な施策に転換することであるように思います。

いずれにしたって、この前の猪口前大臣のいかにも思いつきっぽいような話は問題でしょう。

bewaad (2006-10-28 05:03)

>kumakuma1967さん
自らの何かあった場合の対応可能性を考慮に入れた上でモニタリングの程度を考えるというのは、すぐれてまっとうな行動なのではないでしょうか(もちろん、それで結果が伴っているなら、という限定は必要でしょうけれど)。ナショナルミニマムとしては、そうした結果から見てどの程度のリスクに抑制することが可能かという話で、例えば妊産婦死亡率が平均で10万件当たり○人であるリスク水準、ということでしょう。それをどこまでも引き下げるということではなく、どの程度に設定するかという際に、議論もないまま予算制約で悪化するとしたら、それはいかがなものかということではないかと。

問題の一部が(公的な)予算制約だけでなく政府のインセンティヴ付けにもあるということだと、診療報酬の内容を是正するといった対応が必要なんでしょうかねぇ。

bewaad (2006-10-28 05:03)

>とおりすがりさん
もちろん産科はあるのでしょうけれど、NICUの設置の有無ですとか、24時間体制を敷くことができる科の割合ですとか、そういったところに差があるということだと理解しています。次いで病床数その他のキャパシティの問題から、そうした対応が可能である人数に差がつく、といったことではないかと。

bewaad (2006-10-28 05:04)

>kogeさん
民主政下において国民の決断といっても、合成の誤謬的にここの決断はそれなりに合理的であっても、全体最適を損なうことはあるのでしょう。となればアジェンダセッティングをする側の操作性というのはあるわけで、全般として受益水準に応じてどれだけの負担が必要か、という議論の立て方の方がまっとうではないかと思うのです。おどろおどろしく財政破綻だと刷り込んだ上で削れるところから削るのでは、全体最適がより確保しづらいでしょう。

bewaad (2006-10-28 05:05)

>徳保隆夫さん
市場参加者の理解というものが、あくまでメディアでの発言により推し量られるもので、悉皆的な調査によるものでないとするなら、マジョリティはサイレントである、ということなのかもしれませんが、いずれにせよ、インフレ率や失業率、GDP成長率の推移といったファンダメンタルズが日銀の見込みのように動いていないなら、(一時的変動はともかく)ファンダメンタルズから算出される水準に落ち着く(=日銀の見込みのようには市場が動かない)のは自然なことでしょう。

なお、ご賢察いただいているとおり、経済学における合理的期待とは儲けというインセンティヴにより形成されるわけですから、皆が儲けを度外視して行動する場を想定するなら、経済学の知見の多くは無力になってしまうでしょう(ゲーム理論などを代表に適応可能な部分もそれなりにあるでしょうけれど)。

bewaad (2006-10-28 05:06)

>通りすがりさん
日銀vsそれ以外という構図ですから、おそらくは利上げすべきという日銀vs時期尚早と難色を示すそれ以外、という部分についてのお話ではないかと察するのですが、であるなら、短期的に利上げが抑制されることは中長期でのインフレをひき起こすわけですから、イールドカーヴがスティープになるはず、あるいはブレイクイーヴンインフレ率が上昇するはずではないでしょうか。つまりはリフレ政策を支持する立場からは、何らかのリフレ政策が実現された姿を市場が想定しているというより、リフレ政策をとらないとこういうことになってしまうぞ、と考えている姿を想定しているように見えます。

ちなみに、議論は大歓迎ですので、もちろんここでそのようなことをしても得られるものがないと判断されて敬遠されるのは何の問題もありませんが、逆に「ひとさまのところ」といったご遠慮をいただいてしまうとさびしいなぁ、と(サイト管理者として)思っています。

bewaad (2006-10-28 05:07)

>gembaさん
基本はアルベルトさんがおっしゃっているとおりですが、定量的なデータを示すなら、例えば妊産婦の抱えるリスクを出産10万件当たり死亡数で代表させて考えるとすると、多くの場合において助産師の付き添いすら確保されていないLDC(後発途上国)ですら1,000を割り込んでいます(=1%以下)し、日本の時系列変化でいえば1940年で400弱(=0.4%以下)です。もちろんそれが一ケタである現在の日本に比べればいずれも百倍前後のハイリスクな状況ではありますし、妊産婦死亡以外のリスクもあるわけですが(他のリスクとしては、例えばLDCで出生時の乳児死亡率が10%弱といったところだったと思います)、これらのデータから考えれば、助産師の付き添いが確保された状況を想定した場合、過半をはるかに上回るケースは許容できる結果で終わると言えるのではないかと考えています。

bewaad (2006-10-28 05:08)

>匿名希望さん
私も医療現場の方が過酷な状況に置かれていることについてはそのとおりだと思いますし、気を悪くはしないのでご安心を。ただ、なんともやりきれない状況であることよ、と・・・。

bewaad (2006-10-28 05:08)

>アルベルトさん
補足いただきありがとうございました。

bewaad (2006-10-28 05:09)

>○さん、通行人さん
少なくともインフレ連動債については、trackbackいただいたa-kunさんのエントリを拝見する限り、ロットが小さすぎてS/N比が悪いということで理解可能なのではないでしょうか。

通りすがり (2006-10-28 09:01)

bewaad 様>
ご配慮ありがとうございます。当方としてはwebmasterのコントロールの範囲内でさせてもらうつもり、という意味であり。
私のロジックの元は「プロの市場関係者はケインズの美人投票の世界にいるので必ずしも合理的期待形成は行っていない」という前提に立ってます。だから日銀のいうことが正しいと感じていても美人投票で一番となりそうなリフレ派の思い描く現状認識に近い辺りを狙ってくる。その意味においてbewaadさんのいわれる「リフレ政策をとらないとこういうことになってしまうぞ、と考えている姿を想定しているように見えます。」という見解にはagreeです。
なおイールドカーブの解釈はいろいろ出来ちゃうので難しいのですが、現在の市場関係者の間ではつまり全世界の、少なくとも日欧米三極の市場はすべてつながっている、連動性が極めて強くなっている、という考え方が非常に強いです。そう考えていくと日本は緩和的であっても欧米は引き締めバイアスが強いため、全世界的にはインフレ抑制的であり、だからイールドカーブはフラットしている、という考え方も出来ます。ただこの理解を全面的に採用してしまうと日本のデフレ的状況を救うのは円安しかない、というのが採用しにくいところ(汗)

(2006-10-28 20:11)

>通行人さん
>それは、国債市場参加者は金利裁定取引すらできない無能者の集団であると言っているのと等しいように思います。

金利裁定取引できるといってもデフレのほうが楽に儲けられるんじゃないでしょうか?国債を保有していてもデフレ継続ならあまり損は出てきませんが、インフレになれば金利が上がって評価損はあるし、株や外債にシフトするにしても、一般的には国債よりはるかに運用リスクは大きいはず。何もしなくても実質価値が増えていくデフレのほうが運用の労力は少なくていいんじゃないでしょうか。
もし本当にインフレが自分たちにとって損だと思っていないにもかかわらず、日銀の政策(インフレ防止のための利上げ)を支持しているとするとそれこそ物価・景気と金融政策の関係もわからぬ無能者の集団だといってるようなものでは?
今の日銀は他の国なら利下げをするような低いインフレ率で株価も上がらなくなってるにもかかわらず、利上げをしてしまうほど突出して異常な政策を採っているわけで景気の観点からはどう見ても正しい政策とは言えないはずですが、国債市場の関係者がそれを正しいと思い込んでしまうのは自分たちの利益につながるから以外には考えにくいでしょう。
あるいは金融機関にとってインフレデフレ自体は利益に中立だが、日銀と仲良くするほうが利益になるから金融政策批判をしにくいのかもしれません。
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/ota/20061019nb9aj000_19.html

通りすがり (2006-10-28 22:26)

○ 様>
各運用機関の資産負債状況を考えると「デフレの方が楽」とはいえないと思います。
それから俺たちは「永田町のセンセイ方の似非リフレ政策(一方で彼らは財務省に円安を求めることをしないし国民負担率を上げて総需要を絞っている)」と日銀の政策を比較して、日銀の方がいいんじゃないの、とはいいますが、日銀の政策がベストだとは言っていないです。更に言えば現在の日本において25bpの利上げが物価や実体経済に多大なる影響を与えるとは思われず、そうだとしたら経済の過熱を防ぐ意味で有効かもしれません。「米国の利上げ停止に合わせるようにして上げたのは間が悪すぎる」とは思いますけどね。

bewaad (2006-10-29 04:25)

>通りすがりさん
議論の枠組みは了解いたしました。しかし私なんぞまったく逆で、個人的にはリフレ政策を支持しておりますが、美人投票でいくなら構造改革路線まっしぐらだろうと思っています(笑)。私から見れば、日銀も政府もマクロ経済政策は潜在成長率が低いことを前提にしている点では同じで、それがなかなか上げられないと考える日銀と、なんとか上げられると考える政府、という違いしかないと理解しています。

イールドカーヴについては、私は日銀が緩和的だとはまったく思っていませんので(笑)、こんなもんだろうと認識しています。日米欧の連携については、アメリカは、引き続き個人消費や設備投資が活発ならばいいのですが、それらも停滞しだす(一方で引き続き住宅投資が右肩下がりだ)と、思い切って緩和に踏み切ると思います。その際にも日本が依然として引締め基調である場合には、どんどん円高になってしまう、というのが当面の私の想定するバッドシナリオです。

bewaad (2006-10-29 04:33)

>○さん
通りすがりさんがご指摘ですが、銀行以外の市場参加者はそれなりのコストのかかる負債(一般的に言えば国債の利回りよりも高コスト)を抱えているので、デフレが続けば逆鞘で苦しむことになるでしょう(実績配分型の投信等は顧客に転嫁できるので問題ないでしょうけれど)。

銀行にしても、国債投資はプラスだとしても貸出債権はどんどん痛んでいきますから、やっぱりデフレは歓迎できないでしょう。ちなみにインフレ(≒金利上昇)の場合でも、貸出債権には評価損は立ちませんから、会計的にはそれほど影響は出ないでしょう。もちろん機会費用分の実質的損失は生じているわけですが、それは負債の実質的利益と(ALMがまともに組んであるなら)相殺可能ということでもありますし。

通りすがり (2006-10-29 10:04)

bewaadさん>
私も政府内で経済政策を組み立てている官僚のみなさんの理論構成はおっしゃるとおりだと思います。また円高シナリオについては短期の名目利子率差に依存するところが大きいので日本が緩和的政策をとっても円高やむなしだろうなあ、と見ています。
なお、イールドカーブに関して補足しておくと、日本がスティープ的な政策を取っても欧米が相対的にフラット化していれば、短期的には日本もフラット化圧力がかかりやすい状況にあります。よく日本の生保が「ヘッジ付き外債」に投資しますが、それの逆バージョンが入ってくるんですね。(特にスワップで入ってきますね。)

(2006-10-29 13:58)

>通りすがりさん

デフレのほうが楽とはいえないのに、景気が過熱するから、0%近いインフレ率での日銀の利上げを支持するということは自分たちの利益より景気の加熱防止のほうが優先度が高いってことなんでしょうか。しかし、現時点で景気が過熱しており引き締めが必要だから日銀の利上げを正しいものとみなすなら、政府が増税したり円安にしないことだって正しいってことになるのでは?
政府の財政引締め否定的に見る一方で景気の加熱防止のための利上げを肯定するというのがよくわかりませんが、市場参加者の間では金融政策より財政政策の影響が大きいとされてたり、政府が景気を過熱させ、日銀はそれを食い止めるという役割分担をするべきだとみなされてたりするんでしょうか?
0.25の利上げが大して影響ないなら、定率減税廃止とか為替介入をしないことの影響だってそんなに大きくはなく、日銀が不胎化したら効果なんかほとんどなさそうな気がするんですが。
個人的には今の景気は加熱には程遠いように感じるんですが、bewaadさんが言うように日本の潜在成長率が低いという認識を多くの人がもってるのが根本問題なんですかね。

通りすがり (2006-10-29 16:11)

○ 様>
誤解のないように繰り返しておきますが、何も日銀の政策が「ベスト」ではない、とは言っているよ。でも「永田町のセンセイ方」はデフレ対策が大事、どんなことをしても脱却しなければならない、と日銀に圧力はかけるけど、財務省に円安にしろとは言わんでしょ。総需要が足りないからデフレになるのに、国民負担率を上げたら総需要は伸びないでしょ。そういうのは変だよねー、と言ってるの。あくまでも相対比較。そのことを念頭に置いてください。(日銀の利上げを引き締めととらえ批判するひとは、同様のロジックで円安誘導出来ず、国民負担率の引き上げを行う政府の政策をも批判してしかるべきではないかということ。)
それから為替変動の影響は非常に大きいよ。単純に「他の条件が全く変わらない」と考えれば、10%円安にすれば輸入品の価格も10%上がるんだから。(CPIを為替で回帰分析したことありますか?)クルーグマンを持ち出すまでもなくインフレ誘導策として有効だと言えるのではないかな。

鍋象 (2006-10-29 18:50)

>通りすがりさん
通りすがりさんは、債権市場でどのような決定を行うプレイヤーなのでしょうか?
1.債権市場に投入する資金量を調節し、債権市場の資金供給量に影響を与える事で、金利を増減させる
2.債権市場において、所与の資金を短期と長期の市場に割り振ることで、長短のスプレッドに影響を与える
3.短期市場は短期の資金が外部から与えられ、長期市場は長期の資金が外部から与えられ、それらの資金を元に各種債権の金利裁定を行っているだけで、金利自体は外部から与えられる資金量で変動する
個々のプレイヤーが無自覚なままに全体の流れに乗っかっているケースは大変多く、その行動の理由を問われた時に、尤もらしいけど関係無い説明しかできないケースが僕の身の回りに結構あったもので。

通りすがり (2006-10-29 20:06)

鍋象様>
ごめんなさい、その辺りはノーコメントということで。この世界は皆さんが思っている以上に狭いのでそこら辺を答えてしまうと人物特定される恐れがあるのよ(汗)
#一応ゼロ金利の前からこいつでご飯は食べてます。
ただ、実際の金利変動に関して一般的なことだけ答えさせていただくと、大抵の場合1と2は分けず、統合してアセットアロケーションとして管理しているケースが多いと思います。それからスワップ市場や先物市場のようにオフバランス取引も多い(現物の数倍規模あります)ので、短期的には資金量に関係しない部分で金利変動が起こっているケースも多いです。また債券市場関係者の頭の中は「短期金利」「長期金利」というような経済学的に分けて考えているのではなく、ゼロ年から30年(最近は50年?)の連続的なイールドカーブを思い描いているので、単純に短期金融市場と債券市場の間の資金の流れだけで説明するのは難しいです。(単純化して例示すれば残存2年の債券を大量に売って残存10年の債券を購入すれば「長期金利の指標」である10年金利の低下を促すことが出来ると思いますが、それって「短期市場」「長期市場」のくくりから言えば「長期」から「長期」への流れですよね。)
それと市場関係者が変な説明をするケースに関しては(A)答えたくない(失敗した原因なんて答えたくないものです)、(B)市場自体が理論から乖離するような動きを見せた、(C)理論的な説明が出来ない(確かにすべての市場関係者が経済理論に精通している訳ではないので)、(D)単なるポジショントーク(笑)、(E)本当によく分からない(どこかのヘッジファンドが入って来て市場が混乱したときなど原因特定に苦労することはあります)辺りが原因かな、と推測いたします。

通りすがり (2006-10-29 20:14)

言葉足らずなので再コメント。
「人物特定される」というのは業界内部でのことよ。ただ本当に狭い業界なので「あいつかー」とばれると、どの会社に移っても一生いわれるのよ。それはちょっとノーサンキューということで。

gemba (2006-10-29 22:09)

コメントに丁寧にお答えいただき、
ありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

産科医の尽力のみで今日の結果が得られているとは思ってもおりませんし、
主張するつもりもございません。

ただ、定量的な議論として、10万あたり二ケタの母体死亡率をもって、
「過半をはるかに上回るケースで許容できる結果」であるとして
是認するのであれば、そもそも、産科専門医も、助産師も不要と
言えるのではないかと思います。例えば、英国では基本的にGPが分娩を
取り扱い、専門の産科医は全英に1000人もいないとききます。
ちなみに日本では産科婦人科学会は1万人以上で専門医は数千人です。
医療のサイドでは現状認識として、現在の日本の医療では周術期の
事故が百万に1前後であり、航空機事故・原子力発電事故の確率よりは
高いがこのあたりがひとつの標準であり、分娩は、百万に一桁後半の母体死亡というのは
改善すべき数字として意識されているということを知っていただければと思います。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/seisaku/bunya/h_i/symposium/pdfs/04.pdf
ミクロレベルでも日常の処置・検査の合併症のリスクを説明していても、
1000に一程度のリスクですと申し上げると結構、高いと反応されることは増えています。
別の議論として総合周産期医療センターを分娩1万≒人口100万の医療圏にひとつ設置して
全国で年間百億円以上と思われる運用費をつぎ込むよりは年間の母体死亡を100件程度と
見込んで補償費を毎年100億円確保しておく方が安くつくと主張するのもアリかも知れません。
ただ、その場合、年間100人程度の産科医が事情聴取され刑事事件へと
送検されるコストや捜査する方々のコストも併せて考慮すべきと思います。
私見では、将来の方向としては昨年7月に、bewaad様が国土交通省の分析に見る地域圏で
示された分析にあるように「都市」と「地方」とで提供できるミニマムのラインが異なると
いう結果を受け入れるか否か・どの程度なら許容できるのかという問題を考える必要が
あると思います。
その点NTTの例は興味深く思われました。ただ、周産期医療では、カナダ・豪州は
日本で言えば、「地方」も多いと思われるのに、どういうわけか、日本に近い成績を
示しているので、どうやりくりしているのか、現状をご存知の方は教えて下さい。
人口的には都市に集中しているので問題が少ないとかあるのでしょうか?

最後に、蛇足ですが、医師の立場として、最近、問題と思われるのは、
当直と称しているのに、実際は夜勤で翌日も通常の勤務を行う労働慣行は変わっていない
のに、予見が不可能あるいは困難な状態で回避できる可能性が低いあるいはないと
思われる状態で母体死亡が発生した場合、これまでとは異なり、刑事上の責任を
安易に追及される傾向が生じていることです(福島県県立大野病院の県職員医師)。
金銭上は機会損失を考慮すれば、赤字の行為なのに、刑事訴追が1000の一程度の確率で
身に降りかかってくる、たとえ、不起訴になるとしても逮捕・実名報道という社会的制裁が
待ち受けるようになってきているという危険面は広く霞が関の官僚の方々にも
ご認識いただければと思います。↓
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi

bewaad (2006-10-30 04:06)

>通りすがりさん
私へのコメントにつきましては、よくわかりました。interest parityを考えた際、為替固定ならばinterest rateの方が調整されることになるという方向には考えたことがなかったもので。要は国際的金利裁定が働くというだけのことなのですが、ついつい調整は為替で、と思ってしまう自分の固定観念が恥ずかしい・・・。

その余については横入りは控えますが、こんなところで身分を明かすリスクを冒していただく必要はまったくないでしょう(笑)。ただ、個人的な偏見を申し上げるなら、ディーラーという職業は、短期のフラクチュエイションにこそ最大の収益機会を見出す者こそ最も優秀なんだと思ってます。それに経済理論に即した説明がつけられなくたって、そんなものは経済学者に任せておけばいいわけで(笑。もちろん、知っているに越したことはありませんが)。

蛇足ながら、当サイトでは緊縮財政は批判しておりますが、円安誘導をしないことは批判しておりません。その主な理由は、(1)やっぱり金融政策で対応するのが正道だろうということと、(2)不胎化されるなら効果はないだろう(し、非不胎化できるなら金融政策でやれよ、と前に戻ります)、それに(3)やっぱり内需主導が望ましい、ということになります。

bewaad (2006-10-30 04:11)

>○さん
市場参加者から見て日銀への圧力が好ましくは見えないだろうということはある程度想像がつきまして、というのも、金融緩和の必要性ではなく、国債金利が上がると困る、といった心根が往々にして透けて見えるからです。そういう目的ですと、例えば本当にインフレが懸念される状況においてもなお利上げ反対、という筋が悪い思考パターンですから、一応言っている内容は当サイトとそれほど変わらないので無視することが多いですが(笑)、にしても問題であるのは間違いないでしょう。

bewaad (2006-10-30 04:14)

>鍋象さん
通りすがりさんへのコメントでも書きましたが、ディーラーにとって経済学に即した説明をするという能力は比較劣位なものでしょうから、そうしたことがうまくできなくってもいいんじゃないでしょうか。問題は、それを理論的にも正しいかのように吹聴しまくる某短資会社系エコノミストですとか、その発言をありがたがるマスメディアですとか、そっちの方だと思います。

bewaad (2006-10-30 04:19)

>gembaさん
ご指摘のとおり、助産師の付き添いなしでもリスクの度合いは私の発言のとおりになりますので、ミスリーディングでした。失礼しました。

昨年のエントリまでご覧いただいているようですので重複はさけますが、とにかく問題は、金がないということが所与のものとして受け入れられすぎており、金を作れない責任が事実上免責されていることだと思います。対GDPで医療費が(先進国中で)少ないにもかかわらず、医療費を削れという声ばかりなのは、ひとえに財政危機が喧伝されているが故なのですから。

BUNTEN (2006-10-30 22:20)

>とにかく問題は、金がないということが所与のものとして受け入れられすぎており、金を作れない責任が事実上免責されていることだと思います。

一票。orz

関連:BUNTENのヘタレ日記「悪役捜しは趣味じゃないが」
http://d.hatena.ne.jp/BUNTEN/20051002

お弟子 (2006-10-31 00:48)

厚生省+労働省→厚生労働省であり、医療現場の実情を知っていながらいまだに「医師不足ではない、偏在である」と宣言するあたり、国民・マスコミ・政治家・財務省をミスリーディングして、結果として現状お呼び将来の医療崩壊を招いていることからして、この件に関して厚生労働省にはかなりの責任があると思うのですが。

鍋象 (2006-10-31 02:57)

>通りすがりさん
わざわざ詳細な説明ありがとうございます。

bewaadさんが短期のフラクチュエイションの調節と書かれていますが裁定取引が作業量としては大きいのでしょうか。変な説明の内容が、やはり短期の変動に集中しているように感じます。
資金調達からやっているという事は、調達金利とのバランスを何らかの尺度で決めているんですよね?その辺との兼ね合いというか、その場合の調達サイドの金利は所与とされていないのですか?

あと、よく考えたら「期待インフレ率」って言葉もいい加減ですよね。インフレ率の予想だと言っているのは経済学の都合であって、個々の人の判断の過程では投資の期待収益率の形をとっても良いわけです。とすると、「儲かると思ったから買ったんだよ」という話になっちゃうわけで。

bewaad (2006-10-31 05:27)

>BUNTENさん
清き一票ありがとうございます(笑)。

bewaad (2006-10-31 05:37)

>お弟子さん
行政府部内で見解が割れると閣内不統一となり、よくて大臣更迭、悪ければ内閣総辞職になってしまうので、厚生労働省として言いたいことのすべてを(公式見解として)いえるわけではありません。財務省その他の関係者と、これが政府見解、とコンセンサスが得られたことしかしゃべれない、という事情は考慮していただければと思います。あるべきコンセンサスが得られない、という非力さは非難に値するとご判断されるにせよ。

bewaad (2006-10-31 05:54)

>鍋象さん
もちろん期待インフレ率として観念しているわけではないでしょうけれど、それこそソロー残差ではないでしょうけれど、総合的な収益見通しからあれこれさっぴけば物価の見込みによる部分が(理念的には)計測可能だ、ということなのではないかと思います。

通りすがり (2006-10-31 07:45)

鍋象様>
これからおしごとなので簡単に。(帰宅してから適宜補足します)
「変な説明」というのがどういうものを想定しておられるのか私にはよく分からないのですが、各人が議論の前提として想定しているタイムスパンが異なっていることが原因で議論が噛み合ないことはよくあるかもしれないですね。
資金調達との兼ね合いについては立場によって違うので一概に言えないのが現実です。チームでやっているので市場からの調達専門のディーラーさんもいるでしょうし。投資理論の教科書に載っている調達/運用の意思決定を多人数のチームで分担して行い、会社全体として有機的な判断が出来ている(はず)とお考えいただくと分かりやすいかと。
「期待インフレ率」という言葉はほんと難しいですね。理論的なことを申し上げれば物価連動国債に投資するためには(本当は)今後10年間のCPIの流列を把握する必要がある、ということですから(汗)

通りすがり (2006-10-31 23:41)

鍋象様>
資金調達についてもう少し解説しておきます。
資金調達については単に顧客から調達してくるだけでなく、マーケットから調達してくることもできます。またスワップのようなオフバランス取引を絡ませることによって調達金利を変化させることも(やろうとと思えば)出来たりします。(業態や運用機関の方針によりどこまで出来るかは様々ですが。)
調達金利を所与とするかどうかは各運用機関や各人の置かれている状況により様々ですが、一般的には現存する負債の調達金利を一旦所与のものとして仮に置いてみた後、必要があれば新たな資金調達やオフバランス取引を行って調達コストをコントロールする方向で考えればいいのではないでしょうか。
#分かりにくければ「マイナス方向の運用」と考えてもらってもいいかもしれません。

鍋象 (2006-11-01 00:58)

>通りすがりさん

「変な説明」は通りすがりさんの以下の文面からの引用です。
>それと市場関係者が変な説明をするケースに関しては
この後列挙されていた説明内容が、「昨日の変動の理由は」みたいな比較的タイムスパンが短いもの、日々のホワイトノイズ的変動を想定しているように感じました。

で、要するに運用金利−調達金利が利益の源泉となるわけで、このスプレッドがある期間を通じてどのように決まるのかが経済学的な探求対象なのかなと思う次第です。

通りすがり (2006-11-01 01:38)

鍋象様>
「変な説明」の説明(ややこしい)については単にレトリックとお考え下さい。ホワイトノイズの説明みたいなものが一番分かりやすいかな、というだけで(汗)長期間にわたるものでも2003年上期に10年金利が0.4%まで低下していったことへの経済学的説明とか、現時点における為替の購買力平価から見た妥当な為替水準(真剣に考え出すといろんな見解が持ち出せそうですよね)とか、これから絶対儲かる株の銘柄(汗/でも友人と呑むとよく聞かれたりする)とか、今の会社の運用方針(禁則事項です(ぉ)等々、内心「そんなん知らんがなー(言えんがなー)」と思うようなことを聞かれると、ついつい適当なこと言って逃げておいたりすることはありますね。。。
運用・調達金利のスプレッドの件は仰る通り。ただ経済学界からの目線(例えばマクロ経済として一般的な企業体、あるいは代表的なセクター全体を仮定したりして分析する)と市場関係者の目線(あくまでも具体的な個別企業にフォーカスあてたり、ゴールとする運用期間(短期的な利益を追うのか長期的利益を追うのか)が時として異なったり)はちょっと向きが違うのでしょうね。(同じものを見ているときもあるんでしょうけど)

bewaad (2006-11-01 09:04)

>通りすがりさん、鍋象さん
なかなか勉強になる対話、ありがとうございます。

鍋象 (2006-11-01 22:02)

>通りすがりさん
いろいろとありがとうございます。

ところで、イールドカーブの形状はどうやって決まるんでしょうね。仮に「来期の予想インフレ率が向こう何十年と続く」であろうと、期待インフレ率をある程度想定していないと決まらないように思ったりして。と話を蒸し返してみる(^^;

普通は「市場参加者はノイズ源となったりノイズ吸収したりと裁定作業に没頭していて、トレンドみたいな中長期的変化は市場外から与えられる」で良いのですが、債権市場のイールドカーブだけはそうもいかないみたいなので。

通りすがり (2006-11-02 01:06)

bewaadさん>
そういっていただけると本当に恐縮です。(とはいえそろそろ手じまい時期だとは感じております)

鍋象さん>イールドカーブの予測は教科書通りO/N金利の予測値の流列とお考えいただいてよいと思います。もちろん期間が長くなればそれなりにリスクプレミアムを払うことになりますし、財政破綻がなければ長期の果てにはどこかで潜在成長率に一致するのでしょう。もっとも国際的な金利・為替裁定の影響も考慮しないといけませんし、十年後の経済予測なんか不確定要素が多すぎる(十年もたてば経済構造自体変化しそうだし)し、という訳で意外とさまざまなノイズが乗りやすいマーケットなんだと思います。
ちなみに物価連動国債の理論価格を導出する際にはCPIの流列が明示的に必要になるので、何らかの仮定(その辺りのモデリングは各金融機関の腕の見せ所だったりする)を置いた後モンテカルロ・シミュレーションを掛けてみたりしていますが、仮定が弱すぎると自由度が高すぎて発散過程に入っちゃうし、逆に仮定が強すぎると自由度がなさ過ぎて現実の値動きに即さないし、しかも一番物価に影響を与える項目の一つは消費税だったりするし、ということでどこも苦労しているようです(汗)

bewaad (2006-11-02 06:05)

>鍋象さん、通りすがりさん
エントリの内容を超えるコメントをいただけるのは、blogger冥利につきます。再びこのようなコメントを喚起できるだけのものを書きたいものです。

鍋象 (2006-11-02 07:59)

>通りすがりさん
>しかも一番物価に影響を与える項目の一つは消費税
どこぞのマクロ経済予測モデルで似たような話がありましたね(^^;
一番影響が大きいのが「政策変更」だったような。政治を内生化できない以上、内生的モデルだけで経済予想を行うのは無意味みたいな。それで、日銀と永田町の予想が重要視されてしまうわけかな。

というわけで、そろそろこちらも手仕舞いします。

>bewaadさん
僕こそ、昔から市場参加者に聞きたかった事を、この場を借りる事で実現できました。ありがとうございます。

bewaad (2006-11-02 08:09)

>鍋象さん
いえいえ、どういたしまして。

通りすがり (2006-11-03 02:28)

鍋象様>
>政治を内生化できない以上、内生的モデルだけで経済予想を行うのは無意味みたいな。
おっしゃる通り。実体経済自体、モデル化は難しいのに外生的なノイズで大きく揺らいでしまいますので、これを見通すことはかなり難しいことではあります。特に日本では伝統的に中央銀行に対して圧力を掛けたがる政治家が多いのでその分ノイズが多くなっているような気がします。

>というわけで、そろそろこちらも手仕舞いします。
当方も非常に面白く、興味深いおはなしができたと思います。これもうまく聞き手に回ってくださった鍋象様のおかげです。どうもありがとうございました。

>bewaad様
今回この場をお借りしていわゆる「市場参加者」、特に国内債券市場参加者の市場へのアプローチ法の一端を皆様にご紹介出来ましたら幸いに存じます。
元のトピックから大きく脱線してしまう私たちを暖かく見守ってくださり、この議論の場を提供していただきましたことに厚く御礼申し上げます。

bewaad (2006-11-03 17:08)

>通りすがりさん
以前取り上げた上川「経済政策の政治学」によれば、「圧力」は世間的に見られているよりもはるかに力を持たないそうです。ご関心があればお読みいただければと思います。
http://bewaad.com/20060913.html#p01

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えー、こんな有名サイトにつっこんでいいのかどうか分かりませんが、物価連動国債のはなしが出ていたので、こういった債券を実際に売ったり買ったりしているばくち打ちの立場からレス。 現実に取引している実務家の立場から言わせてもらうと、ブレークイーブンインフレ率(


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