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(ここはbewaad institute@kasumigasekiの過去ログ倉庫です。コメント等は仕様上受付けを停止しておりませんが、こちらではご遠慮いただければ幸いです。何かございましたら、現行サイトにお願いいたします。)

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2006-12-05

[economy][politics]社会保障を代替する刑務所の一例

秘書給与の詐取で実刑判決を受けた元衆議院議員の山本譲司氏は、知的障害を持つ服役囚の介護が服役中の仕事だった。国会議員から一気に受刑者へと転落した時点で、ある程度の覚悟はできていたとは言え、そこには「服役囚の4人に1人が知的障害者」という驚くべき現実が山本氏を待っていた。

約1年半の刑期を終え出所してきた山本氏は、福祉の仕事に携わりながら、知的障害者の犯罪の実態を調べ始めた。そしてそれを一冊の本にまとめたものが、近著「累犯障害者」だった。その中で山本氏は、実社会では生きるすべを持たない知的障害者たちが、繰り返し犯罪を犯しては刑務所に戻ってくる様を克明に描いている。犯罪といってもほとんどが「しょんべん刑」と呼ばれる万引き、無銭飲食、自転車の盗難などだ。そしてそうした犯罪を犯して繰り返し刑務所に戻ってくる障害者たちの多くが、刑務所を事実上「終の棲家」としてしまっているのが実態だという。

おおよそどこの国にも人口の2〜3%程度は知的障害者が存在するとされる。日本の場合その数は300万人程度と推察されるが、その中で障害者に認定された際に渡される療育手帳を取得し公的福祉サービスを受けている人の数は46万人に過ぎない。残る障害者の多くが、福祉の網から漏れたまま、刑務所と社会の間を行き来する生活を送っているということになる。

(略)

しかし、それにしても本来福祉が担うべき知的障害者の保護を、法務行政が、しかも刑務所という場で担っていて本当によいのだろうか。そもそも、知的障害者が刑務所に入る以外に生きるすべがないような社会が正しい社会と言えるのだろうか。このような障害者が生き難い社会というのは、実は健常者も生き難い社会ということなのではないのか。

「「服役囚の4分の1が知的障害者」が意味するもの」(@ビデオニュース・ドットコム‐マル激トーク・オン・ディマンド12/1付)

刑務所が社会保障を代替しているとは昨日紹介した門倉本でも取り上げられていた話題ですが、その現場の一断面ということではないでしょうか。門倉本ではホームレスについて詳しく書かれていましたが、いずれにしても、権丈先生がよくおっしゃるような、家計による福祉サービスの自家供給の社会化の流れの中で、その歪んだ現れが、刑務所を実質的に介護施設として用いる者が少なからずいるということではないでしょうか。

ただし、もちろん歪みは是正すべきなのですが、歪んでいたとしてもないよりはあるだけまし、というのも残念な現実ではあるのでしょう。

[politics][government]官僚よりも政治家をひいき

政府は1日、再チャレンジ支援策の目玉としていた「国家公務員のフリーター枠採用」の導入を断念した。フリーターが俗称であり、制度上定義するのは困難と判断したためだ。代替として、職歴を問わず、29〜40歳の年齢制限だけを定めた採用枠を08年度から設ける。転職希望のサラリーマンらも応募可能となることで、格差是正のためのフリーター救済という本来の趣旨からは大きく外れる。

(略)

パートタイム労働法によるパート労働者の規定はある。しかし、アルバイト、パート、失業者の中にはフリーターとそうでない人が混在しており、「本人がフリーターだと思えばそうなる」(政府関係者)というのが実態。このため、政府は基準づくりはできないという結論に傾いた。【小林多美子】

毎日「国家公務員フリーター枠採用 断念/再チャレンジ支援「定義が困難」」

政府は、2007年度税制改正に盛り込む「再チャレンジ支援税制」の対象から、仕事・通学をしていない「ニート」や、定職を持たない「フリーター」を外す方針を固めた。政府案はほかに、制度を利用する企業・団体に地方自治体の事前認定を求めるなど、厳しく枠をはめる内容となっている。

安倍政権が「2010年までにフリーターをピーク時の8割に減らす」と公約したことを受け、政府は当初、雇用対象にニートやフリーターも含める方向で検討していた。

しかし、正社員としての雇用を望んでいるかどうかなど、支援すべきニートやフリーターの定義が難しいとして、「定義があいまいなまま制度を導入すれば、課税逃れに悪用されかねない」(内閣府)と判断した。除外の方針を固めたことにより、格差是正に向けたフリーター支援との趣旨から大きく外れることになる。

読売「「再チャレンジ支援税制」ニート・フリーターを除外」

対象の定義をどうするかなんて、霞が関標準で言えば係長で詰めるような話です。役所内のボトムアップで検討されたならば表に出ることすらなかったであろうこれら施策が、これだけ大事になった挙句にものにならずに終わるとは、もし提案者が官僚ならこれで出世はなくなってしまうだろうなぁという気が。しかし政治家であれば総理の座に上り詰めるわけですから・・・。

ともあれ、何とか定義しようと知恵を絞りはしたものの、内閣法制局や財務省主税局で倒されまくったであろう担当者の方々、お疲れさま。

[politics][government]政治家よりも官僚をひいき

自民党の宮路和明衆院議員(鹿児島3区)が平成15年、地元の後援企業による鹿児島〜種子島航路の高速船事業への新規参入計画をめぐり、参入を許可しない国土交通省の担当幹部らを繰り返し事務所に呼び出すなどして圧力をかけていたことが3日、分かった。複数の同省幹部は「強い圧力を感じ、一時は参入を認めようかとも思った」と話している。(三枝玄太郎)

口利きを依頼したのは、鹿児島県内でタクシー事業などを展開する「市丸グループ」(鹿児島市)。

宮路議員は市丸グループの会社やグループ代表の市丸良一社長が代表を務める政治団体から、平成14〜16年の3年間に計208万円の政治献金を受けている。市丸社長は宮路議員と所属派閥会長(当時)のパーティー券をそれぞれ10万円ずつ購入したとしている。

同グループは平成14年12月、種子島航路に高速船を就航させると表明。15年2月、高速船1隻を約8億円で購入した。

鹿児島の離島航路には、国が定めた基準で「乗客200人、乗用車20台」以上の輸送が許可条件とされるため、車両を運べない高速船のみの就航は認められない。

市丸グループは、既にフェリーを運航していた別の海運会社と協定を結ぶことで基準をクリアできるとし、許可を申請した。九州運輸局は許可されるとの見解を示したが、本省は不許可。

このため市丸社長らは、地元の宮路議員に相談し、国交省への陳情を頼んだ。宮路議員を通じて所属派閥の会長(当時)にも口添えを頼んだという。

複数の国交省幹部によると、宮路議員はこの後、担当の海事局次長や国内旅客課長を議員会館の事務所に繰り返し呼び出し、「本省の考えはおかしい」などと許可を求めた。その後も省幹部が宮路議員から「市丸グループの参入問題をなぜ放っているんだ」と叱責(しっせき)され、当時の海事局長が宮路議員から電話で怒鳴りつけられたこともあったという。

国交省はこの問題に関する議員からの働きかけ内容を内部文書に記録していた。

(略)

「先生に従おうかとも思ったが、国会で追及されれば省がもたないと考えた」。高速船の定期航路参入をめぐる宮路和明衆院議員の「口利き」問題で、当時の国土交通省幹部は産経新聞の取材に、宮路議員の圧力にさらされ困惑した胸中を、こう振り返った。当時、宮路議員とは逆に「新規参入を認めるべきでない」との考えを同省に伝えていた地元議員もいた。規制緩和で海運業界の再編が進む中、既存業者と新規参入業者が、政治家を巻き込んでバトルを展開した構図がうかがえる。

(略)

宮路議員に口利きを頼んだ鹿児島市の「市丸グループ」は14年12月、鹿児島〜種子島航路の高速船就航計画を表明。この航路は古くから、「いわさきグループ」(鹿児島市)の商船会社による1社独占が続いていた。

新規参入のネックとなったのは、海上運送法に基づき国交省が特定航路ごとに定めている「サービス基準」だ。離島住民の利便確保などのため、種子島航路の場合は「乗客200人、車両20台」を乗せることが条件。

海運業界では、人を運ぶ高速船は利益が出るが、車も運ぶフェリーは赤字に陥る傾向がある。高速船のみの参入では、フェリー航路が打撃を受ける恐れがあるためだ。

先発業者の「いわさき」は、フェリー1隻を定期運航する別の海運会社と協定を結ぶことで基準をクリアし、高速船4隻を運航してきた。「市丸」は、「いわさき」と協定を結んでいる会社と「二重協定」を結ぶことで就航をもくろんだ。

この二重協定の是非をめぐり、国交省内の見解は二分したという。

国交省出先の九州運輸局や鹿児島運輸支局は「市丸」側に「二重協定で参入できる」と“お墨付き”を与えていた。

だが、東京・霞が関の本省サイドの見解は「ノー」。フェリー1隻だけを運航する会社が2社と協定を結ぶのは認められないと回答した。

既に高速船購入の本契約を結んでいた「市丸」側は結局、約17億円かけて自前のフェリー1隻の購入に追い込まれる。

当初の就航申請が通っていれば、「市丸」側は17億円の追加投資が浮いた計算だ。

宮路議員は「九州運輸局はOKしたのに」と、省内の不統一を繰り返し責めたという。

産経「航路参入求め圧力 宮路議員、献金企業が依頼」

献金先を通じた陳情は、受ける側としては気が重いのは事実ではありますが、しかしこれは国土交通省側の落ち度でしょう。裏事情があれば話は別でしょうけれど(例えば、九州運輸局も当初は後ろ向きだったのに、「圧力」で見解を変えさせた、とか)、そうでない限り、市丸グループ側がどういうことだと詰め寄りたくなるのは当然でしょうし、その際に自分で直接コンタクトを取るより政治家を経由した方が効果的だと考えるのも無理はないでしょう。

対するに国土交通省の担当者が「圧力にさらされ困惑した」とは、まあこの記者の観察が正しければの話ではありますが、あまりに無責任な態度でしょう。九州運輸局や鹿児島運輸支局の担当者にはきちんと責任をとらせましたか? 最初から色よい返事がなければ無駄な投資をせずにすんだかもしれないわけで、民間事業者がどれだけシビアに採算性を見つつ事業計画を立てているかがわかっていれば、もう少し殊勝なコメントを紡がずにはいられないのではないでしょうか。

で、当の宮路議員のコメント。

■宮路和明衆院議員の話「九州運輸局がOKだと言ったのに、本省の国内旅客課長が“いけない”などと訳の分からないことを言うので、行政の連続性がないではないか、とただしただけ。種子島の住民も市丸の新規参入を望んでいた。国会議員が官僚を怒るのは日常茶飯事だ」

産経「航路参入求め圧力 宮路議員、献金企業が依頼」

おっしゃることはごもっともだと思いますが、「官僚を怒るのは日常茶飯事」というのは、もう少しお手柔らかにお願いいたします。

なお、関連して、

  • 地元にゆかりのある身として、やったことは確かに口利きに違いないけれど、この参入問題をずっと眺めていて、かつ新規参入を歓迎する側の一人として言うと、これで議員が刑事罰を問われるとしたら、ちょっと納得できない部分はありますね大石英司さんが取り上げられ
  • 関連する判例との関係について、福岡高決2005(平成17)年5月31日判例タイムズ1186号110頁の事件(略)は行訴法改正後に執行停止の申立てを認めた決定として,行政救済法の授業などでも紹介されることが多い事件ですが,こうした著名事件の裏側には,訴訟以外の解決ルートも動いていることを改めて確認させられたニュースでしたpaco_qさんが言及されています

ご参考まで。

本日のツッコミ(全27件) [ツッコミを入れる]
kumakuma1967 (2006-12-05 05:51)

>人口の2〜3%程度は知的障害者が存在する
今や小学生の一割が知的障害だそうです。
結局教員や家庭、社会の余裕で十分カバーされない人が「知的障害者」になるんじゃないかと。

すなふきん (2006-12-05 07:27)

アスペルガー症候群やADHDなどの発達障害も知的障害に入れられるとするとその定義は大幅に拡大されます。じっさい彼らは社会生活に支障をきたすという意味では本来公的福祉の捕捉範囲に入れられるべきと思いますが、これらは従来ほとんど家族内福祉で賄われてきたために(まさにそのことが原因かもしれないですが)社会的な理解度は極めて低いのが現状でしょう。ここで言われる「知的障害を持つ服役囚」の内訳がどうなっているのか、発達障害も含まれてるのかも定かでないのですが、おそらく重度ではない場合が多いと考えられますので、家族内福祉からこぼれ落ちた上に社会的受け皿もない状況の中で犯罪に走るケースが多いのかもしれません。しかし「服役囚の4人に1人が知的障害者」という見出しはともすると主旨からはずれ、逆に知的障害者への偏見を伴ったバッシングを煽る効果もあるかと思われますけど。今の日本の空気ではその可能性の方が高いのではないでしょうか。

e-takeuchi (2006-12-05 08:47)

法律上、知的障害に発達障害は含まれません。さらにいえば、都道府県から療育手帳を支給されていなければ、知的障害者とは認定されません。また、刑務所には知的障害者だけではなく、精神障害者や高齢の身体障害者もたくさん服役しています。その辺の実態は、浜井先生の『刑務所の風景』に詳しいです。ぜひ、お読みください。「あるだけまし」では、とうていすまされない福祉の貧困が日本にはあります。

e-takeuchi (2006-12-05 08:58)

連続投稿でごめんなさい。再チャレンジに関しては、起業家の再起を支援も同じような問題を抱えています。失敗した起業家であることをどうやって証明するのか?破産など法的手続きをとった人は、公的な文書があるでしょうけれど、失敗の大部分を占める任意整理は証明不可能だと思います。思いつきでいうから、こんなことになるわけです。フリーターの件についても、突然首相に言われて、急遽出したにすぎませんから、その点では官僚はお気の毒ですね。

kumakuma1967 (2006-12-05 09:15)

知的障害にしろ、発達障害にしろ、身体障害者にしろ正常との境界が連続的なので(というよりうまくいってれば正常という定義)法律上の定義は本質的にはあまり意味がないと思っています。
 世の中の9割の人が二階にジャンプして上がれるのなら、階段が必要な私は身体障害者でしょう。それでも、一割の人のために階段を作る余裕があれば、特別の福祉は必要ない。
 多くの人が適応できる社会を作らないと福祉ではカバーしきれない気がします。

名無之直人 (2006-12-05 11:37)

>歪んでいたとしてもないよりはあるだけまし、というのも残念な現実

結局、犯罪を犯した者であれば刑務所で衣食住を保障する、という構図が
出来上がっていて、国や地方がその費用を負担しているのであれば、犯罪を
犯さなくても可能な限り自活して生活していける環境を準備する方が、余程
社会的コスト(治安その他)も低くて済むのではないでしょうか?

すなふきん (2006-12-05 12:24)

>e-takeuchiさん
>法律上、知的障害に発達障害は含まれません。

そうですか。うかつでした。訂正ありがとうございます。しかし社会に適応しがたい人への対応という点で視点を同じくするわけですよね。kumakuma1967さん名無之直人さんのご指摘のとおりかと。

cloudy (2006-12-05 16:32)

> ニートやフリーターの定義が難しい
先日の続きで、こんなのが出てました。
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader364144.jpg

Baatarism (2006-12-05 16:45)

>cloudyさん
前首相に笑いました。w

koge (2006-12-05 19:36)

関連した話ですが…
生活保護に関してもアメリカではこういう話があるそうです。
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20061202#c1165078815
個人的には、kumakumaさんに近いですがかつての工業社会では「生産」ができない人が(身体)障害者でそれはあのくらいの人数にとどまっていたのが、経済の高度サービス化で「接客サービス」ができない人が(知的・発達)障害者になってしまいしかも消費者の求める「生産性」が上がったことでそれを満たせない人の割合も上がっていってるのではないかと感じます。
あと、身も蓋もないですが医療の発達でかつては早世していた子供が「障害者」として長生きできるようになってしまったという話もあり、少子化で普通の学校は余ってるのにのに養護学校が足りない県が増えているとか。
彼らにとってバリアフリーな社会は自分にとっても生きやすい社会だと思いますが、ただ「1人も切り捨てない」を目指すとこういうのはモラルハザードを捨象しても支出が際限なく拡大していきそうだと切り捨てられそうな側でも思うからなぁ…

BUNTEN (2006-12-05 19:48)

>社会保障を代替する刑務所の一例

一応、あとひと月の猶予が与えられてはおります(http://air.ap.teacup.com/bunten/23.html)が、他人事とは思えない。orz

>無銭飲食でもやって刑務所に入れてもらうことでも期待する位しか、この冬を"安全"に越す方法を思いつかなくなった
http://air.ap.teacup.com/bunten/22.html

>29〜40歳の年齢制限

歳食ってる奴は自己責任ってか。orz
老齢年金受給資格のない者一杯まで上限を広げろよ、と。

いっこうえ↑(kogeさん)

>相談で言えば、自治体がタブーとして福祉事務所に押し付けてきた離婚や若年妊娠に対して、就職サポート、福祉、教育すべての面から早い段階から相談に乗れるしくみがないと、生まれた後や離婚した後にどたばたやれば、生活保護しかない

orz

通行人 (2006-12-05 21:24)

僕の記憶が確かなら、フリーターとは「面倒で束縛の多い正社員を避けて、バイトなど敢えて定職を持たずに生活する人たち」をあらわす言葉として生まれたように思います。
最近は、就職活動失敗した人たちもフリーターと呼ぶようですが、ここが間違いじゃないかなと。そういう人は、フリーターではなく、完全失業者ですよね。

規制業種 (2006-12-05 23:11)

今まさに某運輸局といろいろやりあってますが、解釈上危ないと判断したようなところは、双方の安全のために本省に確認するようにしています。詰めが甘かったために被った不利益は行政訴訟でもやらないと回復できず、双方とも不幸になるだけなので。
結果、「○日時間をください」が双方とも多くなって(勤務時間が増えて)、規制を呪う羽目になるわけですが...

偏差値40 (2006-12-06 00:12)

1、生活保護が受けられないから刑務所にはいる

2、刑務所に入ったことにより、より社会復帰が難しくなる

3、社会復帰できず出所後また犯罪を犯さざるえなくなる

4、また刑務所にはいる

以降2〜4のスパイラル
制度改革も必要ですが、このような問題は好景気の時はあまり表面化しませんよね。不景気ってのはどれだけ人々を不幸にしているのでしょうね。

bewaad (2006-12-06 06:16)

>kumakuma1967さん
結局は、健常者と自認する者にとって、その認識の正否は脇に置くとしても、自分が交通事故等により障碍を持つ身となる可能性、あるいは自分の子どもがそのように(先天的であれ後天的であれ)なってしまうことへの想像力がどれだけ及ぶかということなのかな、という気がします。境界のあやふやさに無自覚であっても、そこの認識があれば理解は変わってくるのかな、と思うのですが。

bewaad (2006-12-06 06:20)

>すなふきんさん
>しかし「服役囚の4人に1人が知的障害者」という見出しはともすると主旨からはずれ、逆に知的障害者への偏見を伴ったバッシングを煽る効果もあるかと思われますけど。今の日本の空気ではその可能性の方が高いのではないでしょうか。

本日(12/6)のエントリを書く際にあれこれぐぐって調べていたら、障碍者についてよりもむしろ、中国人犯罪者について、本国で暮らすより日本での刑務所暮らしの方が豊かな暮らしぶりだろう、みたいなテキストはけっこう多くありました・・・。

bewaad (2006-12-06 06:23)

>e-takeuchiさん
情報提供ありがとうございました。

再チャレンジについては、「再」じゃなくても支援すればいいじゃない、というのが私のファーストインプレッションだったわけですが(笑)。逆に「再」に限定する理由がよくわからないといいますか。

bewaad (2006-12-06 06:32)

>名無之直人さん
結局はまずはマクロの改善なんだよなぁ、という気がしてなりません。生活保護等に改善の余地があるのは事実ですが(労働インセンティヴの強化等)、そこをどれだけ改善しても、マクロ環境が不十分であれば焼け石に水なんだろうなぁ、と。

bewaad (2006-12-06 06:33)

>cloudyさん
最近はドラゴンボールをネタに社会問題を論ずるのが流行っているのでしょうか(笑)。

bewaad (2006-12-06 06:35)

>Baatarismさん
鳥山マンガで政治家に似ているといえば、作品は違いますがスッパマンが森元総理、っていうのはありませんかねぇ(笑)。

bewaad (2006-12-06 06:37)

>kogeさん
障碍者の増減については、統計的にどうかがわからないので、個人的には保留にしておきたいと思います。

bewaad (2006-12-06 06:42)

>BUNTENさん
結局、「再チャレンジ支援」というコンセプトが先にありきで、現実よりもそちらを優先する状況になっているんでしょうねぇ。

bewaad (2006-12-06 06:46)

>通行人さん
バブルの頃はそのような用法が主流であったように記憶しています。しかしながら、現状定職に就けずにアルバイトを重ねている人間の多くは、そのようなものではないのが圧倒的多数だ、ということで言葉に仮託されるイメージも変わってきたということではないでしょうか。

bewaad (2006-12-06 06:48)

>規制業種さん
状況、お察し申し上げます・・・。

bewaad (2006-12-06 06:49)

>偏差値40さん
加えて、夜逃げや自殺もあるわけで・・・。

通行人 (2006-12-06 17:05)

>bewaadさん
おっしゃる通りなのですが、僕は率直に完全失業者と呼んで、現実を直視すべきだと思います。数年前は、高齢者雇用対策、障ガイ者雇用対策、若年雇用対策と、色々な制度に細分化されていたわけで。ミクロの対策をいくらやっても、結局補助金罰金の影響が無い中年層の雇用が減る歪曲の原因になるだけじゃないかなと。
というわけで、結局マクロ対策が一番と言いたいだけだったりするw

bewaad (2006-12-07 06:55)

>通行人さん
結論には、当然ながら全く異論はありません。ただ、リフレで何でも解決すると思っていやがる、なんてことを言われたりもするので、先回りしての言及だったりします(笑)。

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アンテナに入れてる安原さんのブログで知り、さっそく購入。多くの示唆に富んだ本当にお薦めの本です。思いつくままに、印象に残った点をあげてみると、 1 刑務所が社会的弱者(障害者や高齢者)のふきだまりというか、ラストリゾートになってしまっていること。こ れは

bewaadさんが刑務所がハンディキャップドの人々の受け皿になっている件について書いていたので、 知的障害にしろ、発達障害にしろ、身体障害者にしろ正常との境界が連続的なので(というよりうまくいってれば正常という定義)法律上の定義は本質的にはあまり意味がないと思


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